そよそよ風がふいてます

青い葉っぱが揺れてます

水車の前で待ち合わせ

2010年12月21日 | Weblog
 息子は、会社が休みの日には以前お世話していた方々からパソコンサポーターの依頼が入る。最近、富永と北龍野で必要とされるのでバイクでよいよい行っている。老人世帯と、事故で体の機能を奪われた方のお宅、どっちも10年以上の付き合いで気心は知れている。北龍野は、当時飼われ始めた子猫ちゃんがもうお年寄りになったとか、いつも会うのを楽しみにしている。「猫に会えるし、金なんかいらへんのだけど」と言うがそれはそれ、15の時から仕事にあった報酬を受けている。信頼されて続いているのがすばらしいと思う。彼の飾らない日常の対応に、息子にでも頼むように頼りにされているのかもしれない。彼はそんな仕事をし出した15の時からここに住んで親交を深めてきた。

 この日は以前の「となりのじぃちゃん」の年賀状作りのお手伝い、毎年じぃちゃんは息子の指示をメモに取っておられるが、どこに書いたかを毎年忘れられるようで「ここですよ」と教えるところから始めるのだそうだ。自分でできることは思い出してもらうことにしているらしい。10代の頃は「正社員になって、嫁さん貰って、家を建てな、なぁ」とじぃちゃんは説教してたようだが、10年たつと息子が「自分でできることは自分でしましょう」とじぃちゃんに説いている。

 そんな話しを聞きながらラーメンをすすった。終わりを見計らってこの水車小屋の前で待ち合わせをしたのだ。この周りは花壇で、冬なのに花が咲き誇っていて写真をパチパチ撮っていてちょっとすれ違ってしまったけど。バイクは一瞬だから気づかないんだよ。

 ついでに面白い話しをするとしたら、息子の会社の忘年会。出た料理が「鳥のからあげ鍋」で、通称お兄ちゃんが口に合わなくてさんざんだったとか。社長が、あそこは失敗だったと次の日加古川のカツメシを食べに行こうと言ってきて、まさに出かけようとする車の助手席でそれを聞いた。龍野まで迎えに来ると言う。「急に言うんだから待たせとけばいいよ」とそのまま姫路の店まで私は送ってもらった。「僕はエリートだから」と笑う、正式に面接して入ってきたのは息子だけという会社、常々社長(33歳)から「君はうちのエリートや」と言われてるそうで、なかなか愉快な空気の会社のようだ。私のニューパソコンもここから仕入れてもらったよ・・・というかクリスマスプレゼントで頂いたのですが、なかなかの動きで今までと違って気持ち良いです。(特に某ピグの釣りがね)


 後日、以前の「となりのじぃちゃん」が息子に「年末寸志」と書いた封筒を持って我が家に来られた、お手伝いボーナスいいなぁ。また待ち合わせしよう。