兄現る

いつもほとんど前ぶれなしに来る千葉の兄。
「京都まで来てて」「大阪まで来てて」、寄るよ～とその日に電話。

きょうは、「太市（おおいち）まで来てて・・今から行く」
・・・太市、すぐそこのひとつ先の駅ではないか。
そそくさとリビングを片づけ、何もお茶菓子がないので駅前まで。

きょうにかぎって和菓子屋さん（しょうゆ饅頭）が閉まっていた。
値は張るが、ドイツ菓子のハンズに行くしかないかと角を曲がる。

ガラスの中は、目の保養になるぐらいの色とりどりのスイーツ。
決めようにも、いつも見たことのないようなものばかり。
しばらく見とれて、やっと無難なフルーツタルトに決めました。

帰ろうとすると、踏み切りがカンカンと鳴り、兄の乗った電車が通過。
急いで帰りお茶の準備、あれが食べれるぞと内心わくわく。

山陽道と中国道を繋げる道路工事関係での出張で、その事務所が太市。
これからもちょくちょく来られるのかなぁ。
物腰が穏やかで優しく話し、いい雰囲気をかもしだす。
久しぶりでなごやかに時が過ぎました。

兄と妹でも兄弟っていいものです。
今は離れていても、幼い頃の思い出満載。
それは話さなくても共有してるだけで良く、きょうは母の話題。
同じ千葉なのでちょくちょく行ってくれてるようで感謝。

兄の人柄か、何かホワーンと暖かく時が過ぎました。
また来てくださいね。