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ゆめと(ttm21)です。所感、エピソード等を気ままに綴ってみたいと思います

プロセスの大切さ

2012年07月31日 | 雑文
 先日友人のKさんから 夜間の研修(それもkさんにとってはとても大事な)を申し込んだのだが

深夜に及ぶ重要得意先の接待が入ってしまい 出席できないので代りに出てもらえないか?

というSOSの電話が入りました。 私はあいにく先輩の出版記念パーティーの先約があり

期待に添えない旨の返事をして 共通の友人であるNさんに相談してみました。

 Nさんも 当日は研修会場からかなり離れた場所での仕事があり 定時退社では基本的には無理だが 

ぎりぎりまで調整してみる とのことでしたが 前日に 「重要な会議が入ってしまい

早退は無理になった」との連絡が入りました。


 私は当日幹事に事情を話し 主賓に挨拶をして 早めに退席を許可してもらい 研修会場に駆けつけ

Kさんに 電話すると 私が断わったため別ルートで依頼したところ 引き受けてもらえたので

本日は結構ですとのことで 私はパーティー会場に戻りました。


 当日23時過ぎに 接待を終えたKさんからメールが入り 依頼した人も夏風邪でダウンし

結局出席出来なかったとのことでした。


 結論だけを見ると 最終的に残念ながら友人たちの努力は何の役にも立たなかったようですが

「研修には出席できなかったけれども 自分を思ってくれる友人が こんなにいるということに

励まされ本当に元気付けられました。有難うございます。」とのメールは感動的でした。


 誠意をもって取り組んだプロセスは 結果を伴わなくても 人を元気付けられるという事実を再認識

しました。

 



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ある株主総会にて

2012年06月29日 | 雑文
 会社人間を卒業してフリーになってから かって在籍していたD社とそのライバル会社のT社の株主総会に隔年

で出席しています(もちろん小口株主ですが)。土産と業界情報がお目当てす。今年はT社の番です。株主が

「世界的な経済不況の渦中にあり 従業員の雇用も聖域とせずに 痛みを伴うリストラも積極的に進めて増収を

はかるべきではないか?」との質問に 社長が「工場や事業所の統廃合には積極的に取り組むが 当社の従業

員はその専門分野も広く質的にも間違いなくトップだと確信している。もちろんD社も当社と全く遜色ない

立派な人材を有しているが・・・・。業績向上にはこの従業員の力が欠かせないので。従業員を解雇する

ようなリストラは考えていない。」と回答しました。



 私はこの回答に大いに満足しました。特にD社のくだりは そのOBとしてほほえましく拝聴致しました。

やはり日本人には醜いネガティブキャンペーンは合いません。現役中に「世間的には我々が業界1という

ことになっているが 真の実力はT社の方が上だ 絶対に気を抜くな!」と常にはっぱを掛けられていたのを

思い出しました。よきライバルとして競い合い共に業界における世界1、2位まで上り詰めたのもお互いに

目標とし合い、リスペクトする姿勢を忘れなかったこともその1因ではないでしょうか? かってはライバル

であったT社に同じ業界人としての親しみを感じる日となりました。
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ある邂逅

2012年02月18日 | 雑文
 先日あるシンポジュウムの会場でかつての同僚とバッタリ再会しました。43年間の現役生活の幕引きは余りに突然で、挨拶回りの時間もとれないほど慌ただしく、彼ともゆっくり話す時間も無く、それが心残りであっただけにこのサプライズはとても嬉しかったのです。出会ったころは30代の若手管理職であった彼ももう54歳とのこと、定年までの残りの年数を気にする年齢となっていました。上司に対しても迎合せず、常に正面から正論を述べる硬骨漢の彼にとって、現代社会、そして今の組織は、決して居心地のよい環境ではないでしょう。30分程の時間でしたが、昔と変わらず毅然と生き続ける彼の姿勢に、安心もし爽やかさを感じました。

 邂逅と呼べる出逢いが この1か月余りの間に3件もありました。18年ぶり、27年ぶり、そして3年ぶり 何か運命的なものを感じ
「一期一会」の言葉が心に染みる時間を過ごしたのです。

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年の瀬に思うこと

2011年12月24日 | 雑文
 明日(25日)が年賀状の元日配達保証最終日なので最終チェックのため喪中欠礼の挨拶状を読み返しました。
101歳と91歳でご母堂様が永眠されたとのこと、大変ご愁傷様です。しかしながら私の両親が共に73歳、兄に至っては50歳で他界したことを思うといささかうらやましくもありました。一方で同期のK君が肺癌で他界、I君が認知症で入院とのご挨拶も両奥様様からありました。K君はヘビースモーカーで、ようやく昨年から禁煙を決断したものの間に合わなかったのです。I君はお子さんも無事に手が離れ、一昨年からの年金生活も余裕があり、家族全員に問題を抱える私としてはうらやましい存在だったのですが・・・。「何の心配もない、海外旅行も行ききたいところは全部行って、何もすることがない」という手紙に一抹の不安は感じていました。しかしそれにしても早すぎる・・・というのが感想です。

 65歳を過ぎてから、毎年、かっての上司や同僚の訃報に接することがめっきり増えてきました。いささか気の滅入りがちの年の瀬ですが
先日見たTVを思い返して自分に活をいれました。それは100歳の誕生日を迎えたドラッカー夫人へのインタビューです。未だに複数の会社を現役で経営し、ボランティア団体の理事を務め、「欠かさず行っている週末のテニス仲間とのプレーが何よりの楽しみだ」と語るスーパーおばあちゃんの姿です。

 彼女がやっているという、「年末にはこの1年を振り返って反省し、年初には必ず新しい視点で年間の行動計画をたてる」を見習い、来年も前向きに新たなる一歩を踏み出そう、1日1日を有意義に過ごしていこう・・・と決意を新たにしました。

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なでしこの快挙を祝す!

2011年07月19日 | 雑文
こんな感激は久しぶりです!

フェアプレー賞受賞も日本らしくて良かったし、

試合後のインタビュー映像で、悔し泣きをしていたアメリカのゴールキーパー、ソロ選手(彼女はアテネ,北京で2大会連続金メダリストである)のコメントも素晴らしかった。

「正直私は、他の誰よりも優勝したいと強く思っていた。でも日本が優勝してうれしい。どのチームより素晴らしい試合をした日本を称えたい。どのチームより優勝にふさわしかった。誰よりも日本を祝福したい」と声を絞り出したのだ。その姿にも心から感動した。


それに引き換え政治は・・・・・ おっとこの話題はほんのしばらくの間でも忘れよう・・・。
 
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ドナルド・キーンさんの覚悟に思う

2011年05月04日 | 雑文
 ドナルド・キーンさん(88)が日本に帰化し、日本に永住する。震災で決心したという。26日には米コロンビア大学で最終講義をし、「愛する日本で余生を過ごすという私の

決断が、人々を勇気づけられればうれしい」と語った。希代日本文学者がこの時期のこの国を終の棲家(ついのすみか)に選んだ新しい覚悟は、誰の胸をも打ってやまない。


・・・・以上4月29日の日経「春秋」より

 まことに感動的なお話です。今回の大震災で、私たちの多くはテレビ画面を通して、想像を絶する大惨事に衝撃を受けました。しかし、一方で自らの命を顧みず、最後まで津波か

らの避難を呼びかけ続けた災害対策本部の女性職員、個別家庭への避難呼びかけで殉職した警察官、中国研修生達を無事避難させた後消息を絶った民間人、福島原発事故の終焉に向

けて決死の作業を続ける自衛官、消防官、東電並びに協力企業の人々等々・・・の姿は我々に感動を与えました。このような危機においてこそ人間の本性が明らかになります。

我々一人一人が今何ができるのか、何をなすべきかを問うべき時だと思います。
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日本を産油国にする『藻』

2011年03月01日 | 雑文

2011年3月1日付け日経ビジネスオンライン山田久美さんの記事からです。

山田さんは技術経営修士(MOT)を取得し、サイエンス&テクノロジー関連の記事を中心に執筆活動をされています。
日経ビジネスでは「日本キラピカ大作戦」というコラムを執筆されていて今回の記事もそのコラムに投稿されたものです。

このコラムについて山田さんは
 日本はCO2排出量の削減や高齢化、需要不足など、大きな課題に直面している。そのため、日本全体に閉塞感が漂い、希望ある未来社会が描きづらくなっている。しかし、これらの課題はいずれ世界のすべての国が直面するものであり、今の日本を「課題先進国」と位置づけることもできる。
 「これは日本にとって千載一遇のチャンスである」という東京大学総長室顧問で三菱総合研究所理事長の小宮山宏氏のインタビューを皮切りに、日本が世界をリードできる技術の最先端や“産声”を追う。エコ、スマート、シルバー・・・。日本にはサステナブル(持続可能な:著者註)な社会を実現するためのピカイチ技術がたくさんある。これを存分に生かして、キラキラと輝く未来を作り出そう。
 と述べておられます。

山田さんは日本を元気にする貴重なジャーナリストだと思います。私自身も日本の現況に落胆したときに何度も元気づけられ大ファンになりました。興味をもたれた方はにはご一読をお勧めします。

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マリアナ沖での天然ウナギの卵発見(世界初)を祝す!

2011年02月03日 | 雑文
東京大学の塚本教授らと水産総合研究センターなどの研究チームによる数十年に亘る執念がもたらした偉大なる成果です。

採取は2009年5月のことで、分析までに手間がかかり今回の発表となったもので、ウナギの生態解明や完全養殖の実現に道を開く

ものと期待されます。幼いころ海洋学者に憧れ、ウナギが好物の私にとって、個人的にも大いに関心を寄せていたテーマなので、

感激もひとしおです。

このところ、宇宙に、海にと日本の科学者は限られた予算の中で次々と歴史的な快挙を成し遂げています。

政治家の皆さんも負けずに頑張って下さいよ! と祈りたい気持ちです。

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こうのとりのISSへのドッキング成功を祝す!

2011年01月29日 | 雑文
 22日に種子島に種子島宇宙センターから打ち上げられた日本の無人物資輸送機「HTV

(愛称:こうのとり)」は28日未明、国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングを

見事に完了させました。2009年9月に打ち上げた技術実証機(1号機)に続いての

ドッキング成功で、日本の技術への信頼が大きく高まる快挙となったのです。HTVは

米スペースシャトルの今夏の引退後、大型物資の唯一の輸送手段となります。今回も食料や

水などのほか大型の配電機器や冷却装置等の必要物資を届けるというミッションを期待通り

遂行しました。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「はやぶさ」に続く快挙と、そのチームワークによる

ご努力の成果に喝采を贈りたいと思います。
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ワンピースを観て

2010年12月27日 | 雑文
驚異的な発行部数を原作とする劇場版ワンピースのビデオをクリスマスに家族で観賞しました。

前々から「友情とチャレンジ」を主軸においた少年漫画の王道を行く作品との評判は聞いており、期待して観たのです。

その通りの内容で、登場するキャラクターの多彩さや、映像の美しさも含め、大変楽しめました。

こんなに楽しめる娯楽作品にも関わらず、大のフアンである息子によると海外での評判は今一だったとのことです。そこであることに気付きました

単純化された敵役(悪者)、苦難に耐えて耐えた後の、直線的爆発的攻撃(暴力装置の全開)、仲間のあいだのナイーブで、シャイな心模様。

これは浪花節の世界ではないか? ドライな勧善懲悪とウイットな人間関係、義理と人情、おそらくそのまま三味線にのるストーリーだと思います。

息子は浪曲浪花節自体をよく知りませんが、今の若者の中にもウイットな農耕民族の、このDNAは受け継がれ支持・共鳴されているのだと納得しました。




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