月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

孫之自慢

2012年10月06日 19時52分39秒 | 仏々相念(住職日記)

(西予市三瓶町)

もういいってば・・・

 

お参りさせていただく御門徒さん・・・お孫さんの自慢話。

もう、可愛くて可愛くて仕方がないんでしょうね、

お孫さんのお話をして下さる時には温和な顔が一段と温和になられます。

小6の男の子・・・

ソフトボールをしているとかでお爺ちゃんはベッタリつきっきり。

練習にも参加し、勿論、試合にも付いて行かれます。

その話をされだすと止まりません。

隣にいた少年のお母さんが、「もういいってば!」

制止されようとも続けられます。

可愛くてたまらないのでしょう・・・

ホンワカとするひと時をいただくことです。

こんな自慢話だといつまでも聞かせていただくことです。

 

私は、あまり喋る方でないのでブログは別としても自分のことや家族のことをこれ見よがしに言うことがありません。

自分においては自慢することがないっていうのが正直なところなんですが・・・

聞かれれば自分のことも言いますが、聞かれない限り言うことはありません。

言って分かっていただくということよりも言わなくても分かることもありますから・・・

その方がカッコいいって思うコイツがいるもんですから・・・ってこそっと自慢したりして。

 

爽やかなスポーツ少年もお礼についてくれました。

陸上の代表になっているとかでその早朝練習を終えて帰ってきた姿は真っ黒に日焼けして元気いっぱいでした。

間で出されるお菓子も選り取り見取り、お腹を空かせて選びます。

その姿を見ながら微笑むお爺ちゃんがいることは言うまでもありません。

さあ食べ、やれ食べ!

 

日々の厳しい練習を終えて帰る家路は何を思うのでしょう・・・

「お腹空いたな~・・・」

「今日のごはん、何やろ~・・・」

 

ひたむきに歩むあなたを誇りに思うよ!


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