どうして命は・・・
この季節になると「夏休み子ども相談室」がラジオで放送されます。
結構好きでご縁に向かいながら車の中で聞いたりします。
「なるほど~・・・さぁ、どう答える・・・」って子どもの純粋な質問を聞きながら唸らせられ、答えを考える先生方を案じてしまいます。
答えを聞きながら、「うまいよな~・・・」
今一の時には、「それじゃ、難しいやろ・・・」って評論家よろしく、ブツブツいってしまうのです。
でも、いつも思うのです、難しい言葉って平気で使っているよな~・・・
自分のこととして、当然のように使っている仏さまの言葉は、初めて聞いてくださる方には難しいのですね。
「命はなぜ一つなんですか?」「なるほど・・・」
テレビゲームでは、死んだ命はボタン一つで蘇ります。
フッと思ったのかも知れませんね・・・なんで一つなんやろ・・・
難しくて私には答えることができません。
生きとし生けるものすべてに一つの命。
でも、その一つの命は一つ一つの細胞が集まってできているんですよね。
もっと広い眼で見てごらん・・・世界という命は一つだけど皆、み~んなが集まって一つになっているんだよね。
「なるほどな~・・・」
命は一つだけれども、一つじゃない・・・
みんなに支えられて生かされる命。
私の命であるけれども私だけの命ではない・・・
この命生かさんがために、多くの、多くの、多くの・・・命が支えて下さっていました。
今日一日を大切に生き抜かせていただきませんか・・・