月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

不気味な夜のはなし

2010年05月21日 00時54分09秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
今夜九時過ぎ、洗濯物を干しにベランダに出ると、なんとなく不気味な感じがしました。

雨上がりで辺りは濃い靄がかかり、西の空が異様なオレンジ色に染まっているのです。
一瞬「火事かな?」とも思ったのですが、それにしたら静かだし・・・
多分街の灯りが反射したのでしょか・・・
不安げな空に月が靄の中に霞んでいます。

あまりに不気味だったので、娘とご院さんを呼んでその光景を一緒に見てもらいました。
なんか、家族といると安心します。

バンコクの反政府デモ隊の一部暴徒化の問題、朝鮮半島の緊張、核拡散問題、内戦、内乱・・・
爆撃の恐怖、火災の恐怖、テロの恐怖・・・世界中に不安で眠れぬ夜を過ごさねばならぬ人々がいったいどれくらいいるのでしょう。
悲しいことです。
靄の中の月も泣いているようでした。

世界中の人々が、煌々と照る月あかりのもとで静かに眠れる日を取り戻さなければ・・・
子どもたちのためにも、地球のためにも、未来のためにも・・・



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