4月下旬になり、あっという間にソメイヨシノの時期が過ぎて・・・
近所の公園では八重桜(やえざくら)が満開でした。
八重桜の咲く頃は、朝晩の寒暖差が大きく、日中は初夏のような暑さの日もありますね。
青空のもと、大きくて牡丹の花のような八重桜は、
「牡丹桜(ぼたんざくら)」という名でも、多くの句に登場しています。
「八重桜 日輪すこし あつきかな」
昭和時代から平成時代に活躍された俳人「山口 誓子(やまぐち せいし)」が詠んだ句です。
◎日輪(にちりん)→太陽の別名
ちなみに、月の別名は「月輪(がちりん)」です。
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入院中の父が桜の咲く頃には、退院できたら・・・と願っていたのですが、
腸閉塞で再度入院になってしまい、今年は満開の桜を見ることができませんでした。
新型コロナウイルス混乱の中・・・
3月下旬までは、家族のみの面会はできていたのですが、
4月からは、家族の面会も一切できなくなってしまいました。
病院以外の高齢者施設等も、今は何処も同じ状況です。
特に高齢者のお世話は、色々な面で大変なことが多々あるかと思います。
大変な状況の中、多くの方々のお世話をしてくださっている医療従事者の皆様、
施設職員の皆様に心から感謝申し上げます。