お彼岸を迎え、暑さも少しずつ和らいできました。
一昨日の夕方、いつもの場所に慎ましく咲いている白曼珠沙華を見つけました♡
紅の曼珠沙華も大好きなのですが、
美しく透きとおるような純白の花姿には、いつも見惚れてしまいます。
「何よりも 曼珠沙華咲く 頃待たる」
昭和時代から平成時代に活躍された俳人「山口 誓子(やまぐち せいし)」が詠んだ句です。
◎曼珠沙華(まんじゅしゃげ)→彼岸花(ひがんばな)の別名・秋の季語
秋のはじまりを告げる花として、古くから親しまれている曼珠沙華・・・
中国から海を越えて渡来・帰化した植物として知られています。
仏教では「白くやわらかな花」、「天界の花」とされており、
曼珠沙華は「天上の花」という意味を持つそうです。
9月を過ぎましても厳しい残暑が続いておりますが、
曼珠沙華の花が咲きはじめますと、
暑さも少し和らいでくれるように思います。
夕方の虫たちの聲とともに秋の訪れを感じています♡