4月になり、近所の学校では子供たちの元気な声が聞こえています。
通学路沿いには、ピンクや白のつつじが綺麗に咲いていました。
中でも透き通るような白つつじがとても綺麗で・・・
しばらく見入っておりました♡
「文学に 執す額澄み 白つつじ」
昭和時代に活躍された女流俳人「柴田 白葉女(しばた はくようじょ)」が詠んだ句です。
◎執す(しっす・しふす)→深く心にかける・とらわれる・執心(しゅうしん)する
◎白つつじ→春の季語
つつじは、日本では古くから親しまれており、
日本最古の和歌集「万葉集(まんようしゅう)」にも登場しています。
名前の由来は、花が連なって咲く様子から「つづき」・・・
花が筒状に咲く様子から「つつ」などと呼ばれており・・・
次第に「つつじ」と呼ばれるようになったと言われています。
今年は桜の開花も早かったですが、つつじの開花も早いですね。
近所には小学校、中学校、高校が隣接しておりまして・・・
新一年生たちの一生懸命な様子を見ておりますと、とても微笑ましくなります。
通学路のつつじたちも、子供たちを応援してくれているようです♡