今日は母の日ですね。
昨日まで蕾だった日本芍薬(にほんしゃくやく)の花々が、朝日を浴びて開花しました。
毎年、母の日の頃に見頃を迎えます。
芍薬の蕾は、とても大きくて存在感がありまして・・・
初めて見た時は、その大きさに驚きました。
花姿は、さらに大きくて・・・
美しい花姿に見蕩れています♡
「芍薬の 芽のほぐれたる 明るさよ」
昭和時代を代表する女流俳人「星野 立子(ほしの たつこ)」が詠んだ句です。
◎芍薬(しゃくやく)→夏の季語
芍薬は、冬には葉っぱもすべて枯れて、
地上部には何もない状態で冬越しします。
春になりますと、赤い新芽が出てきまして・・・
あっという間に、たくさんの葉が茂ってきます。
艶のある葉も、とても綺麗です。
毎年、このサイクルを繰り返しながら生長しています。
美しい姿で小庭を華やかにしてくれる芍薬の花々・・・
雨の日や曇りの日は、花びらを閉じて静かに佇んでいます。
その仕草も、とても可愛らしくて・・・
この時季を毎年楽しみにして過ごしております♡