ようやく梅雨明けの発表があり、連日厳しい暑さが続いています。
どうぞ体調にお気をつけてお過ごしくださいね。
さて、暑い時季ですが朝起きて小庭へ出ますと・・・
ピンクとブルーの朝顔が元気に咲いており、毎朝癒されております。
毎年こぼれ種であちらこちらに発芽したのを、フェンスの近くへ植え替えて育てています。
昨年はピンクがたくさん咲いておりましたが、今年はブルーの方がたくさん咲いています。
発芽した葉っぱの様子で、おおまかな色の推測はできるのですが、
花が開くまで、いつも楽しみにしています。
「朝顔や 今や咲くらん 空の色」
明治時代を代表する小説家・俳人・評論家・英文学者「夏目 漱石(なつめ そうせき)」が詠んだ句です。
◎らん(らむ)→今頃は・・・しているだろうか?
俳句には、「らん(らむ)」、「かな」、「けり」、「し」、「ぞ」、「よ」、「せ」、「や」等・・・
約18種類の「切れ字」があります。
「切れ字がある場所=句切れ」となっており、
句切れのある場所が作者のもっとも強調したいところ(=感動の中心)であると考えられています。
夏目漱石の俳句には、朝顔を詠んだ句が多くございます。
明治時代の夏空にも、涼やかな空色の朝顔が咲いていたことと思います♡