日本の花・花を詠んだ句

日本に咲いている四季の花・花を詠んだ句を紹介します♪

古寺に 灯のともりたる 紅葉かな

2017年11月19日 | 秋の花


11月も中旬が過ぎて、急に寒くなってきましたね。
お風邪などひかれませんよう、暖かくしてお過ごしくださいね。

京都より素敵な紅葉の画像が届きました♡
このお寺は、弘仁10年(819年)に創建された歴史あるお寺とのことで、
永禄11年(1568年)9月27日に織田信長が、
上洛された際に一泊されたとの記録が残っているお寺としても知られています。

「古寺に 灯のともりたる 紅葉かな」

明治時代を代表する俳人・歌人「正岡 子規(まさおか しき)」が詠んだ句です。

紅葉(もみじ)は、秋の季語として古くから数多くの句に登場しています。
また、子規が詠んだ句には、お寺にちなんだ句も多いですね。

「柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺」など・・・
柿が大好物だったことも有名ですね♡

日本では1886年(明治19年)から電気が使われるようになりましたが、
一般家庭等で広く使われるようになったのは、大正時代に入ってからだそうです。
それまでは「行灯(あんどん)」や「燭台(しょくだい)」や「ランプ」を使用していたそうです。

紅葉の季節、お寺の行灯に照らされた真っ赤な紅葉は、とても綺麗だったのしょうね。
今ではライトアップされた紅葉が、秋の風物詩として私たちを楽しませてくれていますね♡
コメント
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