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国の廃棄物政策やごみ処理新技術の危うさを考えるブログ-津川敬

本当は嘉田新党(未来)を恐れているマスコミ

2012年12月08日 | その他
今日(12月8日)、吉田照美と伊東四朗出演のラジオ番組を聞いていたら吉田氏が「いまの大手メディアは本当にひどい。2日の三重県桑名市長選で嘉田氏の未来の党から出た人が当選したのに、これをニュースとして報じたメディアはひとつもない」と憤慨していた。小生もまったく知らなかった。これが維新の会候補だったら多分大きなニュースにして大騒ぎしたことだろう。
 以下、現地の人によるブログ報告である。

桑名市長選で示された日本未来の党の実力
 直近の世論調査では、自民党が有利な状態で、日本未来の党は支持率が伸び悩んでいるとされています。相変わらずマスコミは、虎ノ門の指示に従って情報操作しているようです。
 今月2日に三重県桑名市の市長選がありましたが、注目すべき結果が出ています。新人の伊藤徳宇(なるたか)氏が圧倒的な勝利を収めたのですが、この人は日本未来の党党首の嘉田由紀子氏が塾長を務める未来政治塾の出身です。
 ところがマスコミはこの選挙結果そのものを採り上げず、わずかに報道されたケースでも、嘉田未来政治塾の存在は言及されていません。日テレNEWS24は、3日付で以下のように報じています。

《桑名市長選、36歳の伊藤氏が初当選》
 12月2日、三重県桑名市の市長選挙の投開票が行われ、前市議会議員で新人の伊藤徳宇氏が、現職の水谷元氏を破り初当選した。伊藤氏は現在36歳で、民放テレビ局勤務と桑名市議会議員を経て今回、桑名市長選に2度目の立候補。合併前の旧桑名市時代を含め事実上の6選を狙った現職の水谷氏を倍以上の得票数で破り、初当選を果たした。桑名市では去年、公共工事をめぐる入札妨害事件で市の職員や水谷氏の支援者らが逮捕されるなど、不祥事が相次いでいた。当選した伊藤氏は「膿を出し切って、市民が誇れる桑名市にしたい」と意気込みを述べた。 

 上述のごとく、伊藤氏の履歴に未来政治塾の名は出て来ません。今回の総選挙では、嘉田氏の日本未来の党が(良きにつけ悪しきにつけ)話題をさらっていますから、マスコミならとり上げてしかるべきです。わざと無視したとしか思えません。
 この桑名市長選は、現職が長いこと市長の座を独占し、不祥事も相次いでいたことから、嘉田氏の知名度や塾生の実力による当選と言い切ることはできませんが、圧倒的な得票数から期待されていることは間違いありません。
 嘉田滋賀県知事は近畿地方では人気があって、ここを基盤とする日本維新の会も安閑とはしていられないと言われています。今回の市長選でこれが裏付けられました。日本未来の党やその支持者にとって、明るい材料です。
 一兵卒となって地方を遊説している小沢氏は、石原慎太郎が自民党との連携に前向きなことを捉えて、「旧守勢力である自民党と組もうとしている政党が維新を名乗るのは可笑しい」ときつい一発をお見舞いしています。

 この点、自民との連携を否定した松井幹事長の方が筋が通っています。石原らと組んだのが間違いで、これでは支持は伸びません。空中分解するのも時間の問題でしょう。面白い展開になって来ました。

 ちなみに2人の得票数は以下のとおりである。
伊藤 徳宇   36 男 無所属 新  前桑名市議会議員42,352 (前回17486)
水谷 元    56 男 無所属 現 桑名市長     16,254(前回23249)

 まさに圧勝というべきであり、ほとんどのマスコミがとりあげたくなかった事情がよくわかる。これまで嘉田新党(未来)を
その他大勢扱いしてきた理由も、それだけ怖かったことの裏返しというほかはない。

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