今度、どこ登ろうかな?

山と山登りについての独り言

・のこぎり岩、広小屋山

2008年12月03日 | 山登りの記録 2008
平成20年11月30日(日)
のこぎり岩(ミホガハラ)1,160m、広小屋山1,484.4m

 2年前に敗退した西上州のタカノス岩だが、その後は何となく再チャレンジしないまま過ぎていた。前回はネットで探しても、二子岩・ククリ岩の情報はあっても、タカノス岩に登った記録などは見なかった。先日、西上州に行こうかなと思ってネットサーフィンしていたら、タカノス岩に登った記録や、写真が出ている。そういえば、そのまま登らないで2年も経っていた。2年前に登った時は準備が悪くて?(見込みが甘くて)クライミングギア等一切持たない、全く笑えない敗退だった。雪と氷にはじき返された様なものだ。二子岩とククリ岩に登ったことで、そのまま忘れていたというのが正直な所だ。あの時は、二子岩・ククリ岩がメインだったから…。

 西上州の山々も、登り残しは少なくなった。残っているのは、バリエーションに近い所が幾つかあるくらい。今年はどうも雪が早く来ている様で、まだ11月だというのに、雪を気にせずに気軽に行ける山は少なくなっていた。そうなると、やっぱり西上州かなあ。

 最近は以前ほど南牧方面へ向かわなくなったが、この際だからリタイアしたタカノス岩と、まだ登っていないのこぎり岩(ミホガハラ)に、その向かいの広小屋山を一辺に登ってしまおう。広小屋山は薮山だけど、アプローチが短いから問題ないだろう。

 今回はそんなわけで、9㍉×40㍍一本・シュリンゲ数本・ハーネスとエイト環・カラビナ数個・脱出用に捨て縄も持って、ちょっと大げさかと思ったが…万全の装備だ。土曜の夜に家を出て、11時に三段の滝駐車場に着いた。他に車は無く、シュラフにくるまって眠る。アラームは6時半にセットした。

 アラームで目覚めるが、まだ少し薄暗い。随分朝が遅くなったものだ。シュラフにまた潜ったら、隣に車が停まった。車の主は直ぐに支度をして出て行った。軽装で三脚を持っていたから三段の滝の写真を撮りに行ったみたい?もう眠れなくなったので、起き出してパンを食べ、支度を始める。また1台、また1台と3台ほど車がやってきた。道路の方も大上峠方面に向かう車が何台も通過していった(こっちは多分ハンター)。のろのろと準備していたら、早くも後着の車の人たちはすぐさま登る準備に余念が無い様子。皆さん碧岩・大岩らしいです。

 ハーネスを付けて7時10分に出発。ぼくが、遊歩道(碧岩方面)じゃなくて道路の方に進むので、不思議そうな顔をした人達を残し、熊倉集落の方に向かう。居合沢の奥に、まだ陽を浴びないで寒々としたタカノス岩が姿を現す。それにしても、登れそうも無い雰囲気だけどなあ。直ぐの一軒家の先に車が停まって男が声を掛けてくる。もちろん、この人はハンターです。付近で銃猟をするらしい、「どっちに登るの?」と聞く。逆にぼくが聞くと、まだどの山で猟をするのか決めていないということ(アブネエなあ)。気を付けなくちゃ…。

 前回は、この家の向かいから熊倉川の対岸に渡る鉄階段に橋が架かって居たはずだが、見あたらない。行ったり来たりしてしまった。対岸の墓地の上から山に入るのに…。最初の一軒家の所から川に降りて、対岸を飛び石で渡り、墓地に上がる。そこから左手の杉の植林に向けて、荒れた薮の急登をしばらくする。熊倉集落の家々は山の斜面の高い所にあるものが多いから、また見られているんだろうな。前回の記憶が段々よみがえってくる。

 杉の植林を一登りすると、雑木の荒れた岩混じりのもの凄い急斜面を登る。ここは大きな岩脈を右手に巻いて、泥の窪斜面を登るのだ。金曜まで降った雨のせいか?恐ろしくぬかってぐちゃぐちゃの泥斜面だ。その上から岩が混じる灌木薮を登るのだが、この登りも足場がぬかってずるずる滑る。掴んだ岩はぼっこり抜けるから油断はできない。木の根が錯綜した斜面は、前回は凍っておっかなびっくりだったところだが、今日は大丈夫。そんな調子で、2回目ということもあってP1には順調に登れた。足元がぬかるが、それ以外は特に問題は無かった(ここまでは)。

 松の木が生えたP1は、居合沢側にちょっとした岩のテラスがあって、そこから碧岩や三段の滝と、その上に大岩、居合沢の奥のククリ岩、その手前の二子岩が丁度朝日でシルエットになって覆いかぶさるように見える。素晴らしい眺めだ。これから向かうタカノス岩は、手前にP2・P3を置いて奥にどっしりと見える。やはり、どこを登るんだろう?という感じだ。

 振り返ると、木々を透かして立岩が朝日を浴びて城塞の様に見える。その右手には毛無岩の先が見えている。あの裸足の足みたいなユーモラスな形が、ここからも顕著だった。

 写真を撮り、さて出発。岩の間を下ってP2は直ぐそこ、鞍部からそのまま痩せた岩稜を行く。泥斜面に薮があり、そこに岩を埋め込んだような登りになった。右手も左手も木々が生えてはいるものの、切れているからやや高度感がある。技術的には何の問題もないが(岩を登るというより、木登りに近い)苔に覆われた斜面は滑りやすい上に、掴んだ岩はぼっこり抜けてしまうし、生えた木の多くは腐っていて、やはり引っ張るとぼきっと折れたり、抜けたりしてしまう。だましだまし、薮岩斜面を登っていくが、すぐそこがP2の頂上というところで、どうにも進めなくなった。泥と苔の斜面はずるずる滑り、掴む木もみな信頼できない。少し右に回ってみるが、ツツジやリョウブ等の灌木は、すぽっと抜けてしまい極めて危険。足を置くところも無く、掴む頼りになる岩や木もない。所々にある一抱え程の松の木だけが何とか信頼できそうだが…松の木もそうは無い。

 右に回ったり、左に逃げたりしたが、掴めばぼきっ、足を載せればずるっ、となる。何度も落ちそうになった。今日はクライミング用の靴を履いているのも却って悪い。金曜まで随分降った雨のせいか、北面の斜面は全体に湿っぽく、泥もまだぬかっている。直ぐそこに見えているP2の頂上を前にして、このちょっとの距離をとうとう登ることができなかった。危ない、怖くてこれは登れない…。何度か落ちそうになって、すっかり戦意を喪失してしまった。また、ダメだ…。

 ダメと判断した後は、気を取り直して、今日のスペアに切り替え。引き返すのはあまり難しくなかった。P1の下は凍っていなければ大したことはない。でも、ぬかった斜面や腐った枝に神経は使うけど…。

 三段の滝駐車場に戻ってきたら9時半になっていた。朝出たときの他に数台車が増えて、駐車場は一杯だった。気落ちした気分ながら、まだ充分時間はあるから予備に考えていたのこぎり岩と広小屋山に方面転換。登攀具類をかたづけて、ハイキングモードに切り替える。

 車に乗って南牧村の最奥、長野との県境である大上峠方面に走らせる。熊倉集落から先に不動滝を過ぎ、象が滝分岐から大上林道に入る。南牧自然公園(キャンプ場)を過ぎ、ヘアピンを上った先が広小屋山とのこぎり岩(ミホガハラ)の鞍部に当たる。駐車スペースに車を停めて9時44分に、まずはのこぎり岩に向かう。

 のこぎり岩はこんもりした薮山の南面全体が長方形に岩場になって露出している。大上峠に向かう林道からノコギリの刃を横にした様な岩壁が目立つ、いかにも南牧という岩山だ。一般には余り知られて居なかったが、これも横田氏の『私が登った群馬300山』の著書によって広く知られる所となった。とはいえ、まだ南牧の山の中ではマイナーだ。のこぎり岩の名称ではなく、『ミホガハラ』という名前で以前から篤志家には知られていたが(ぼくも知ってはいた)、このミホガハラという名前は一体何の事なのだろうか?不思議な名前だ。この山のことをそう呼んだモノか?付近の地名の事なのかは不明。

 鞍部の切り通しから、のこぎり岩方面に作業道が延びている。しばらく杉林を進むと道は二分する、上に向かう道を行くと岩壁の下に突き当たった。そこから岩壁沿いに笹藪を上に向かう踏跡があり、テープも見られた。上って直ぐに稜線に出て、右に少しで『ミホガハラ』のプレートがつけられた松の木などが茂る小山に着いた。碧岩・大岩方面と立岩が良く見える。ここから西にのこぎり岩の上伝いに踏跡がある。しばらく進むと岩壁の真上に出た。下はすぱっと切れて正面に広小屋山が大きい。尚も進むと、やや下り気味になって、一番端の高まりに『のこぎり岩1,104m』と書かれた木製の山名板が松の木に付いていた。のこぎり岩の上は薮がちで余り眺めは良くない。眺めが得られる所まで戻って一休み。上りだしてから15分で着いてしまった。

 一休みしたら、次は広小屋山だ。広小屋山は25,000図に、この付近で唯一名前が記載された山で、南牧の最高峰だという。長野県境にある山だが、真の頂上は長野県側にあり、三角点があるところも完全に長野県なのだが…。南牧の西側からは、一際高く立派な山で目を惹くから、ぼくの登りたい山になっていた。以前登ったククリ岩や碧岩からも大きく見える。

 車まで引き返し、そこから更に南牧自然公園キャンプ場方面に少し下って登り口を探す。もとより、広小屋山には登山道はない。登りやすそうな斜面を上に向かうだけだ。この山は薮も薄くて、どこでも登れそうだ。一応、事前に計画していたのは、25,000図で破線記号が見られる矢沢峠に上がる沢の南尾根だ。一直線に上に向かっているので、これを候補にした。10時42分にこの尾根に取り付いて登り始める。

 少し登ると、「よじ登る」という感じに近い急傾斜になる、足元は細かい岩屑が落ち葉の下に堆積してずるずる滑る。薮が無いのはいいが、『薮が無い』ということは、薮さえ茂られない地盤であるということも考えなければならなかった。しばらくすると岩場が出て、やや岩稜状になってきた。朝登ったタカノス岩への岩稜に近い、登りにくい尾根になった。やむなく、破線記号のある沢に下る。

 沢に下っていくと、沢の中は雪が融けずに残っている。数日前に雪が降ったようだ。5㌢前後の積雪があった。ここから上は北面の陽が当たらない所に、山頂まで雪があった。沢沿いに地図には破線記号があるが、道は見あたらない。鹿かカモシカが歩いているケモノ道が、沢底の少し上に付いていたのでこれを辿る。上の稜線付近から犬の鳴き声がしているから、ハンターが猟をしているようだ。撃たれない様に注意が必要?

 岩と雪で歩きにくいが、沢を詰めていくとスズタケの薮になって源頭部になる。沢の源頭部は放射状に広がり、3本の支沢で稜線に繋がっている。スズタケの薮はやや深いが、薮漕ぎも大したことはない。間もなく稜線に出た。薮の中に踏跡を探し、南に稜線を辿る。

 背後には、矢沢峠を挟んで広小屋山と向かい合う1,410m峰が見えている。行く手の長野県側になだらかな尾根を延ばした山が広小屋山だろう。スズタケが深くなったり、浅くなったりして、雪原状の所に出た。ここが鞍部で、今しも3頭の猟犬が吠えながら、その雪原を横切っていった。直ぐ側で猟をしているようだ。

 雪原を過ぎ、傾斜がきつくなった雑木の斜面を登る。この付近は全く薮はない。長野県方面は薄暗い雲が覆って全体に曇り空だが、反対の群馬県側は快晴の青空が明るい。やや、傾斜が緩むと、また笹が深くなりケモノ道を拾って薮こぎになった。薮を抜けると、笹丈の低い平坦な稜線になり、群馬県側は急角度に落ち込んでいる。ビニールのひもが点々と木々に付けられている。直ぐ先で煙が一条上っている。そこに赤いベストを着たハンターが一人、火を燃やしていた。この人は、ぼくが直ぐ側に近づくまで気が付かず、急にこちらに気が付いてびっくりしていた。こんな山の中を歩いている人がいることなんか、全く予想していなかったようだ。長野県の人だと言っていた。もう獣猟をしているらしい…。

 直ぐ目の前が、西に稜線を延ばした広小屋山の山頂だ。群馬県側の高まりから、笹丈の低い気持ちの良い稜線を歩いて、12時32分にナラの樹林に包まれた広小屋山頂に着いた。尾根に取り付いてから1時間50分を要した。意外に時間が掛かったか?

 広小屋山頂には二等三角点しかなく、マイナーピークで良く見る山名板の類は全くなかった。山頂は低い笹に覆われている。ここには雪もない。三角点標石の所に腰を下ろして寂峰の静けさを味わう。こういった山では日曜でも滅多に人に会うことはない。この時期、ハンターだけは別だが…(余り遭いたくない人たち)。

 早速湯を沸かし、カップ蕎麦を食べた。長野県側は寒々とした景色が木の間越しに見える。茂来山や、やや逆光でシルエットになった御座山は既に雪で白く見えていた。やはり、この時期としては、今年はやや雪が早いようだ。群馬県方面は気持ちの良い青空が広がっているが、ちょうどこの山の稜線がその境になっていた。この山並みを挟んで気候が違う。

 13時丁度に山頂を後に下る。丁度帰ろうと思ってザックを背負った時に、長野県側の沢の中で3発の銃声が響いた。また、遊びで殺生をしている…確かにシカ害も放っては置けないだろうが、一生懸命生きている野生の生き物を追い回して殺す事が、そんなに楽しいのだろうか?やりきれない思いがした。

 帰りは違う所から下ろうかとも思ったが、行きに来た所を忠実に戻る方が、やはり気も楽だろう。沢の源頭部まで忠実に戻る。しかし、常に近くで猟をしているハンターに細心の注意をしながら。

 沢の詰めからケモノ道を戻ろうかとも思ったが、沢をそのまま下る方が安全なようだ。この沢はほとんど水流は無い。林道に出る直前あたりから、細い水流が始まっていた。ごろごろした岩屑が詰まった沢は、所々危なっかしい所もあるが、直ぐ上の尾根を下るよりずっと楽だった。林道出合付近で岩脈状の岩場があったが、上りも下りも、広小屋山頂を往復するなら、ここを利用した方が安全だろう。

 14時18分に林道に降り立ち、14時26分に車に戻って終了。登りが1時間50分で、下りが1時間20分くらいだった。

 車に乗って、のこぎり岩の全体が見える大上峠方面まで少し行くと、見事な岩壁を擁したのこぎり岩(ミホガハラ)の全容が見られる所があった。こんな山が人に知られずにあったなんて…南牧もまだまだ隠れたスポットがありそうだ。大上峠まで車で上る。大上峠は平坦で広々として感じの良い峠だった。『信州さくまち自然樹木園』の看板が立ち、大上林道開通記念碑の隣に小屋掛けされたお地蔵さんが鎮座していた。ここにもハンターのものと思われる車が数台停まっていた。

 南牧自然公園キャンプ場の湧水を汲んで帰路につく。碧岩・大岩・二子岩・ククリ岩が、もう夕照に映えていた。立岩も見え、ここは絶景のスポットです。『村の駅オアシスなんもく』でいつものように、ぼくの大好物の本物のこんにゃくと、絶品の南牧味噌をおみやげに買う。帰りはいつものように、磯部の恵みの湯で汗を流した。いつもながら人が一杯。温泉はいいけど、人が多いのはちょっと…南牧に温泉があればいいのだけど。

 今回、再度挑戦のタカノス岩だったが、またもや敗退。ここはかなり手ごわい所です。ちょっとコワイ思いをしたので…しばらくは再チャレンジの気持にはならないでしょう。純粋に岩場じゃないから、補助ロープに捨て縄・シュリンゲ程度の装備で沢山という感じがした。ヤバイ薮岩が怖くなければだけど…。
でも、気になっていたのこぎり岩と広小屋山に登れたので、ぼく的には『楽しい南牧山遊び』でした。やっぱり、南牧は良いところです。この次は何処にしようかな…。

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2 コメント

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西上州 (重鎮)
2008-12-04 07:05:35
エアリアマップを見ると、ホントにいろんな名前を付けられた山があります。
そのひとつひとつを登っていたら、かなり楽しめそうですね。
それも迷惑な山頂標識がないのは実に幸せな場所でしょう。

タカノス岩の挑戦ご苦労様でした。
三ツ道具を持った、かつての岩小僧も登れなかったとは相当なものだったのでしょう。
まあ、年齢とともにバランスが悪くなりますから無理しないのが良いでしょう。

猟犬はホントにビックリします。
リードが付いていない状態で吠えられると、かなりの恐怖心を覚えます。
私などは、畑にいると至近距離で発砲、犬に畑を荒らされると言った迷惑を被っています。

みんなと共存できる趣味として認知されると良いのですが。


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登り尽くせないですね (あさぎまだら)
2008-12-04 23:26:05
ホントに地元の山でさえ登り尽くせないですね。
いつまでも楽しめて良いですが…。

南牧村や上野村には隠れた岩峰が、まだごろごろしていそうです。タカノス岩は正直な所、岩山というより岩混じりの薮山です。すっきりした岩の方が楽ですね。北面のルートだから、湿っぽくて暗い岩薮で、苔むした泥ルンゼやもろい岩、腐った木等、岩登りとは違うカテゴリーです。
何が何でも登る程の所じゃないですが、条件の良いときに…。久しぶりに金物を担いでの山でしたが、確かに若い時に比べれば感覚は落ちてますね。もちろん、年相応ということで、無理はしないですよ。あはは。

猟そのものを否定はしません。歴史のあるスポーツですし、ある意味では文化です。増えすぎた野生動物による農林業被害も深刻で、地域の猟友会はその調整の一翼を担っています。
ただ、どうも好きになれないタイプの方?がハンターには多い…。遠慮がないというか、悪く言えば傍若無人。生きていく為に動物を殺生しているのとは違う、遊びで生命をいじっている様な感覚がイヤなんですね。なるべく山では会いたくないけど。この時期、どうしてもぼくが行くような山では遭うことが多いです。

まあ、最低限、マナーを守って頂きたいと思います。
猟犬も、猟の最中は興奮していて危険ですね。犬は大好きなんですが…家にもいます。

ところで、話は違いますが、南牧は群馬県一高齢化率が高いそうです。なんと住民の57%が65歳以上ということらしいです。どうりで若い人を見ないと思った…。過疎化は深刻のようですね。桃源郷の村も『限界集落』だらけで、無人のも増えて行くかも知れません。
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