Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

首吊りネーム

2005-11-10 08:25:01 | つぶやき
 昔はあまり見なかったが、最近よくみかけるのが首に吊るしているネームである。正式にはなんと言うのかしらないが(ネックストラップというのかな)、わたしは首吊りネームといっている。わたしの身のまわりでは、このネームが盛んに見られるようになったのは、長野県の職員が掛けるようになってからである。もともとはネームなどはふだん着けていなかったが、例の現知事が就任したころから、ネームをつけて、県の職員をアピールしてきた。そんなこともあって、県が始めたから市町村なんかも同じパターンの首吊りを始めたところが多い。
 街中でも首吊りをしたまま歩く人がけっこういる。そういう姿が多いところの近くには、きっと県の出先機関があるのだろう。とうもこの首からぶら下げているのは好きではない。ぶらぶらしているのが目立って、ネームをつけているということはすぐわかるが、外見はよくない。なぜ昔からある簡単なネームではいけないのか。確かに服とかポケットに挟むタイプは、知らないうちに落としてしまうことがある。そして、上着を着ていて、それを脱ぐと、付け直さないといけなくなる。だから、そうしたことを考えると、首に吊るしていれば、確かに具合はよいが、なにしろ目立ちすぎるし、ぶらぶらしているから、ネームがよく見えない。加えて何かにひっかかったりするし、着けている人たちは気にならないのだろうか。配置先によってはじゃまになるような気もする。そして、なにより気になるのは、街中で着けたまま歩いていると、まるで県の職員だといわんばかりの姿である。
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