Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

嘘をいう先生

2005-11-06 06:38:50 | ひとから学ぶ
 もう1カ月ほど前になるが、息子が卓球の中体連新人戦地区大会に出場した。団体戦はともかく、個人戦の対戦表を見て、学校内ランキングの戦績からいくと、どうみてもランキングが低く名簿が提出されていると言っていた。最近の戦績では2位にいるはずなのだが、この対戦表でいくと、早い段階でけっこう強い相手とあたる。結局成績は敗者復活戦で破れて南信大会まで進出できなかった。同校での個人戦での南信大会進出者は3人いた。不信に思っていた息子は、顧問の先生に問うと、2位で名簿を提出したといったという。
 さて、別の学校の卓球部顧問の知り合いなどもいて、実際の名簿順位をひそかに聞いてみたところ、息子は4位で提出されていたという。息子も普段顧問の先生といろいろやりあっていることもあって、「あるところから聞いた」といって、そのことを問いただしたという。すると、「どこでそんなことを聞いたんだと」と目の色を変えたという。それでも気にせず問いただしたが、次ぎの日に資料やらを見せながら顧問が説明しにきたという。ようは、なるべく多くの人が南信大会に出れるように、名簿順位を操作したというのである。よほど息子が強ければ操作しても勝ちあがれるだろうが、そうはうまくはいかない。操作の意図はともかく、まず2位で提出したという嘘を先生が言ったことは確かである。子どもたちに嘘をいうことが問題である。名簿1位になっていたのは、ランキング3位の子どもで、ランキング1位の子どもは名簿2位にされていた。母がいうには、名簿1位の子どもは、先生のお気に入りの子どもだという。結局かたち上は、名簿順の3位までが南信大会に出場したのだからどこもおかしくはないのだが、なにしろ、部活以外の自主練習などを用事で出ないうちの息子が気に入らないのである。加えて、昨年は上級生がいないため、部長をしていた息子が、部内のレギュラー常連からいじめられたことがあって、部長を辞退した経緯もあった。その際の顧問の対応は、なぜそういうことになったかということを部内で話し合わせなかったし、いじめた子どもたちがお気に入りだったということもあって、親たちへの説明も不十分で「なぜ辞めたの」とほかの親から問われたこともあった。
 そんなこともあったのに、よく部を辞めずにがんばっている。先生に文句をいうような性格ではないと思っていたら、顧問に問いただしに行ったというから、少し息子を見直したりした。いずれにしても、分け隔てなく子どもたちと向き合ってくれない先生がけっこういる。そんなことだから、不登校も増える。
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