Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

月曜の朝

2005-08-01 19:18:13 | つぶやき
 わたしは月曜の朝、長野へ向かって国道19号を走る。これはわたしがウィークデーは長野で仕事をしているためで、週末には家に帰る。この生活を始めて1年少しであるが、昨年の今ごろから、時間帯は少し異なるが、データをとっている。何のデータかというと、いわゆる道路通過時刻を記録しているもので、道路時刻表のようなものである。
 月曜の朝、午前6時過ぎ、東筑摩郡明科町の川西から長野市川口(旧大岡村)まで走ると、速いときで20分、遅いと25分かかる。この時間帯に走るようになったのは、今年の1月からであるが、そのころはもう少し遅く6時半ころの通過であった。冬場でも20分と少しという区間時間であったが、6時に近くなると、むしろ時間がかかるようになる。普通なら、夜に近いほど早くなるような気がするのだが、逆なのである。ちなみにこの時間帯に走る車は、通勤者が多い。
 もう少し具体的な話をしよう。金曜日にはこれを逆に松本に向かって走る。通過時刻は、夕方のやはり6時過ぎころである。この時間帯は、やはり通勤者が多いが、朝に比較すれば車の台数は多い。このときの通過時間は、一定していて、22分か23分である。早いと20分くらいの時はあるが、それは珍しいことである。
 両者を比較して何を言いたいかであるが、①車の台数は朝より夕方の方が多いのに、少し時間がかかり、日によって差が激しい。②この間には信号機はいくつかあるが、赤色に変わる可能性のある信号は、二つしかなく、それもめったに赤色に出くわすことはなく、遭遇したとしても片方だけである。ということは比較的一定した速度で走れるはずなのに、なぜこんなに差が出るのか。といったことがいえる。この間は、平均速度65km程度で走ると、約20分で走れる。制限速度を少しオーバーしているが、20分で走りたければ、平均65kmである。なぜこういうことになるかといえば、極度に遅い車が、必ず朝の時間帯に走っているからだ。この間は、すべて追い越し禁止区間であるため、違反しなければ抜くことはできない。したがって、国道19号の松本長野間には、ところどころゆずりゾーンなるものがあって、「おそい車はゆずりましょう」という看板がある。にもかかわらずこの極度に遅い車は、まず譲らない。○○運送会社の車で、名前もわかるので苦情があったのか、最近、しばらく走ったのち、時折譲ることがあるが、すぐにはゆずらない。時には、トンネルに入ったりすると、後続の大型車でせっかちなやつが、クラクションをがんがん鳴らしたりするが、おかまいなしだ。正直この車を見たら、みんなあきらめたようにゆっくり走る。車間を空けていたりするので、後続の車も遅い車だなーなんて思っていると、時折譲ったりすると、見違えるようにスピードを出したりする。スピードの出しすぎもいけないが、遅くて人々をいらだたせるのも事故のもとである。
 わたしはこの道を何百回と走っているが、なかなか楽しい(?)事件が何度かあった。いずれにしても、信号が少ないため、普段なら快適なのに、この車を見たとたんにがっかりする。ウィークデーの真っ先にがっかりすることほど、先々暗いことはいうまでもない。
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