Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

2005-08-14 00:35:25 | 農村環境
 なんという偶然だろうか。本日の信濃毎日新聞の斜面(1面の最下欄)に「お蚕さま」のことが触れられていた。この記事を書いた記者も中条村の飼育セットを購入して育てたという。そして、人工餌を使いながら、桑を食べない一生ではかわいそうと、最後の方で桑を与えたという。わたしの家でも、すでに18の繭が作られていたが、最後の二匹に桑を与えてやった。最初から桑を与えると、桑しか食べないということで、桑が不足するとせっかくの20匹もかわいそうである。そこで、もうそれほど桑を食べなくなってから、桑の葉を与えてやったということである。すでにみんな繭になった。中条村独自といわれる黄色の繭が半分くらい混ざっている。
 この記事を書いた記者も、説明書に従って、繭で人形やシルクフラワーを作るという。家でも同じような話をしているが、思案中である。中条村ではこのようなセットを扱っているので、養蚕農家がまだ何件か残っているかと思いきや、3戸ほどという。ぜひこのセットの販売を続けてほしい。
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