酒と鉄道の日々

大好きな酒と趣味の鉄道の話題を絡め、時評・四方山話に酔うコーナー。

政治を私物化する世襲議員

2006-12-13 20:01:27 | Weblog
 現職代議士の娘が、来春の県議会議員選に出馬することになったそうな。所属政党? こんな田舎芝居やるんだから、自民党に決まってるさ。

 常々、提起しているように、国会議員だか前頭・黒海だか知らんが、政治の私物化も甚だしい。主義主張はともかく、有権者の支持を得て議員に納まるほどのヒトだから、相応に存在意義は認めるとしよう。

 しかし、だからといって、その子息(令室・令嬢)が、跡目を継げるほど一生懸命なヒトかどうかは、別問題だ。

 もっと問題とされなければならぬのは、「議員のオレの身内なんだから、後継者になるのは当然なのだ。だから、オレ同様に支持・応援してくれよ」って言いたいのだろうが、そんなのは「私物化」にはほかならない。

 記したとおり、本人の資質の問題が在るし、なによりも、こんなことを繰り返していたら、現在の議員さんの身内以外からは、立候補できなくなる。

 法の下では、国民は全て平等だし、何人でも議員に立候補できる。そんな当たり前のことが、特定の家族に独占されていいはずがない。

 所詮、「あのヒトでなければ、できない」なんていう任務は決して無いのだ。

 いい加減、投票の際の正しい認識を謳ったフレーズを自分のものにして欲しいものだ。
 そう、「出たい人より、出したい人」を議会に送ろう。

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