コミュニケルーム通信 あののFU

講演・執筆活動中のカウンセラー&仏教者・米沢豊穂が送る四季報のIN版です。

琵琶湖の旅人③

2008-10-06 | Weblog
【近況・心境】




           
   み仏は如何在(お)はすや 山里の古寺の境内静まりおりて
                          (筆者近詠)


秋草、彼岸花、せせらぎと語りながら、古寺の参道を経て更に石段を上り境内へ。
他に参詣の人も無く、すぐ裏手に山が迫る古寺は静まり返っていました。
境内の一角にはお大師さんの銅像が。
弘法さんはご修行のお姿でした。どなたの手になるのか野の花が供えられていました。
 
  
   うれしやな近江西国山の寺お大師様と同行二人(どうぎょうににん)
                        (筆者近詠)



   
私は親鸞の信仰に生きる者ですが、弘法さんも、道元さんも、最澄さんもみな好きです。その昔、母が四国八十八箇所を満願しています。私もいつの日か白衣姿で御四国を巡礼したいと思うこの頃です。

琵琶湖の旅人その②

2008-10-04 | Weblog
【近況・心境】




     山里の古寺へと続く道端の秋草の中曼珠沙華咲く
     西近江 山里をゆくせせらぎは草舟浮かべ琵琶湖に下る
                         (筆者近詠)
 
                         
西近江の旅は車なので気ままにあちこちと。
なだらかな坂道を上って行くと、とある集落へ。
日曜の午後なのに静まり返って人ひとり会わない。
細い道の脇に流れる溝の清流が心地よく耳に響く。
秋草茂る中に紅数点・・・。
思わず立ち止まって、声を掛けたくなる。
花は私を知らないけれど、私は花を知っている。
こんにちは。彼岸花さん。



    山間の黄金の波とよく見ればエノコロ草のたわわになりて



琵琶湖の旅人その①

2008-09-29 | Weblog
【近況・心境】

    浜風に花びらゆれて紅々と燃ゆるかのごと曼珠沙華咲く(筆者近詠)

また琵琶湖が恋しくなって束の間の旅人してきました。
マキノ辺りの、岸辺に近い林の中に彼岸花が恰も燃えるように咲いていました。
四季折々に近江路を訪ねますが、このように群生しているところを見たのは初めてでした。

木々の間に琵琶湖が見えます。しばし車を停めて1枚の絵の中に入っているyo-サンでした。

(画像の木々の向こうは奥琵琶湖です。)

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コミュニケルーム通信~08年卯月号~

2008-04-01 | Weblog
    

    さらさらと湖に行くせせらぎは
     近江の里に春告ぐるごと   (筆者近詠)

いよいよ春ですね。
花便りもしきりとなってきましたが、皆様には如何お過ごしでしょうか。
ここ北陸路は花冷えの昨日今日です。
間延びした更新の拙ブログですが、いつも沢山のアクセスを頂きまして、有難うございます。とてもうれしいです。

今号は如月号に続いて、卯月(うづき)号にしました。
卯月とは「卯の花が咲く月」に由来するようです。いつも思うのですが、陰暦和名の呼称は季節の趣があっていいですねぇ。

以前にも記していますが(2007年初夏号)  
【このブログの前身は10数年前に「コミュニケルーム通信」と銘打って月1で印刷発行していた私のニュースレターです。配布方法も主として郵送等でした。
読者の方々はカウンセリングや、コミュニケーション、親子・人間関係等の研究会や勉強会の会員や受講者の方々をはじめとする有縁の方々でした。それがINの時代、このような形態に変身した次第です。
従いまして、他の方々の日々の日誌的なものとは違い更新も頻繁にはしておりません。どうぞご理解下さいませ。】


閑話休題
春の訪れがうれしくて、居ても立ってもいられずに再び琵琶湖へ行ってきました。
画像は湖西の浜辺です。比良山系から流れ出るせせらぎは、春の日差しにキラキラと輝きながら山里を下り琵琶湖に注ぎます。竹生島が霞んで見え、水鳥たちがのんびりと浮いています。

観光にはまだ少し早い時期なので人影もまばらで、しばしその風景に溶けて佇んでいる私でした。
大いなる自然は人に力を与えてくれます。私の身体には勿論のこと、心へのパワーも溢れてきました。

どうしたらそのパワーを貰えるかって?
そっとお教え致しましょう。

(せっかく自然の中に身をおいても、おしゃべりに夢中だったり、デジカメ撮影に忙しい方はこれから先は読まないでね。)


まず深呼吸してごらん。深呼吸っていいますと吸うことばかり思うでしょっ。
それもダメ。まずは肺の中の空気を全部吐き出してごらん。
その時は、イヤなこと、しんどいことなどを全部一緒に出してしまうのです。
そうそう、もう心も空っぽに。

今度は、静かにゆっくりと綺麗な空気を吸い込むのです。その時、大いなる自然の優しさとパワーを頂くのです。それをイメージしながらやってごらん。

なかなかイメージ出来ないって。そうですとも。少し訓練がいります。続きはまた今度・・・。
思い出しましたか?yo-サンのカウンセリング・ワークショップで経験された方も多いと思いますが。

って訳で、私は今日も元気です。画像はたった1枚きり。美しい風景は心のカメラで(勿論、ちょーアナログだよ)マイハートにしっかり焼き付けています。


ええっと、それから・・・
今度、下記のような勉強会をするよ。
私の長女たちがやっている会【アクテイヴウーマンの会】です。彼女のブログから転載しておきます。

★4月は私の都合で「カウンセリング研究会あのの」はお休みです。「実践カウンセリング研究会萌え木」は平常通り4月11日(金)開催です。


★アクティブウーマンの会 公開学習会★

日時:4月17日(木)19時~21時まで
場所:ユー・アイふくい 1階 和室A
テーマ:「コミュニケーション力
       ~豊かな自己表現」

講師:米沢 豊穂 氏
対象:関心のある方ならどなたでも(^-^)
参加費:500円
参加ご希望の方は、当日直接会場においでください。



それでは、今日はこれで。季節の変わり目に当たりまして、どうぞ皆様お身体おいとい下さいね。ごきげんよう。


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親学 春の講座無事終了

2008-03-11 | Weblog



【近況・心境】

慌しい年度末、講演や研修が重なり右往左往しているyo-サンです。

前回ご案内の「親学講座」が無事終了しました。いずれの会場も沢山のご参加を頂きまして、和気藹々のうちに終えることが出来ました。
主催下さいました関係各位、ご参加の皆様方、素敵な出会いを有難うございました。
この画像は大野公民館主催の家庭教育学級です。

広い和室2室が使われました。手前のほうが参加のお母さん方。
向こうは、お子さんたちの託児室でお互いが近くにいられ、保育サポーターさんが沢山おいでになり、安心して勉強できるように配慮されています。
画像は、講座が始まるちょっと前の雰囲気です。お母さん方はお子さんの様子を見ていますね。私は手前からケータイのカメラで撮りました。

春の足音がかろやかに響いて来るようなこの頃、心はそぞろ信濃へ、琵琶湖へと誘(いざな)われます。春は旅ですねぇ。

まずは取り急ぎご報告です。それではお近いうちに。ごきげんよう。
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コミュニケルーム通信~2008年 如月号~

2008-02-01 | Weblog



2月の声を聞きましたが皆様には如何お過ごしでしょうか。
節分、立春と暦の上では春を感じますが、ここ北陸路は粉雪の舞う日々です。

2月(February)は「如月」(きさらぎ)、1月は睦月、3月は弥生、4月は卯月と続きます。陰暦和名の呼称は趣がありますね。
「きさらぎ」とは、
「衣更着」まだ寒い日が続くので、更に衣を重ねて着る。
「草木張り月」草木が芽を張り出す。 
「気更来・息更来」陽気が盛んになる。
この他にも、「生更ぎ(きさらぎ)」、「雪消月(ゆきぎえつき)」、「雪解月(ゆきげづき)」
「麗月(れいげつ)」、「木の芽月(このめづき」)、梅見月(うめみづき)」、「初花月(はつはなづき)」、
「小草生月(おぐさおいづき)」、「雁帰月(かりかえりづき)」・・・・まだまだあるようです。

それぞれの意味は分かるのですが、どうして「如月」と書くのかはよく解りません。字の通り読めば「月の如し」となりますが、その意味が不明です。「真如の月」なんでしょうか。例えば「阿弥陀如来」などの「如来」は「真如から来たりしもの」と聞き及んでいます。(どうも、これではなさそうですね・・・)
どなたか博識の方、ぜひご教示願います。


閑話休題(それはさておき)
如月といえば、やはりこの歌です。

願わくは花のもとにて春死なん
         その如月の望月のころ

そうです。西行法師の作です。
花をこよなく愛した西行法師は、花にまつわる沢山の歌を詠んでいます。
彼はその願い通り、文治6年(1189年)2月16日、満月(望月)の翌日、旧暦2月16日、まさに花の盛りの頃(新暦では3月下旬から4月にかけてです)その73歳の生涯を閉じています。
如月の望月は15日、つまり、お涅槃(お釈迦様の入減の日)です。釈尊を慕い、自ら詠ったように「望月のころ」にその一生を終えました。

見事です。あまりにも見事ではないですか。 歌詠みであり、仏に仕える僧はこうでなくてはならない!と思うことしきりのyo-サンです。

今月の画像の説明がないって?
そうそう、そうでした。琵琶湖のほとり、滋賀県は高島市にある池です。先日の冬の晴れ間、春を待ちわびて釣り糸を垂れてきました。もちろんボーズでしたがね。お魚と遊ぶだけで十分ですから。仮に釣れても、キャッチ&リリースなんです。

池の向こうにはJR湖西線が走っています。ちょうどブルトレが小気味良い音をたてて敦賀方面に通り過ぎて行きました。

今年も勉強会が始まりました。また別にお知らせをupさせて頂きます。
それではこれで。皆様、どうぞカゼなど召されませぬように。ごきげんよう。







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コミュニケル-ム通信~2007年 秋号~

2007-09-09 | Weblog


日中は暑さが残りますが、一雨ごとに近づく秋を感じる北陸路の今日この頃です。
皆様には如何お過ごしでしょうか。夏のお疲れなど出てはおられませんか。
かく言う私も、爽やかに秋へのスタートを切る筈だったのですが、思わぬ伏兵が・・・。

主治医に定期健診を受けたところ、数値に?が。総合病院に紹介状を書いて頂き、検査を兼ねて入院でした。
何しろ入院は初体験なので興味津々でした。(不謹慎ですね)
医療関係でのカウンセリング・マインド研修などもしている私にとって、患者として病院の全てに関心を持ってしまい心の中で採点してしまいます。(勿論ナイショですが)

点滴中についウトウトと。気がついたら点滴は落ちきってしまい血が逆流!慌ててナースコールしたり・・・。
それにしましても、白い壁、白い天井、そして、クロームの点滴の吊り台。見事に無機質の空間でした。
でも、病室って、色々なもので埋まっている私の家や事務所と違い、スッキリとしてなかなかよいものでした。
旅の本など読んだり、思索の時を過ごすことが出来ました。
お陰さまで、今はもう元気です。

閑話休題
そんなこんなで、何となく旅に出たいって感じで、日帰りで琵琶湖へ行って来ました
画像は、湖西線(琵琶湖の西側を走る北陸線)特急サンダーバードから携帯で撮ったものです。福井から敦賀の山を越え滋賀県へ入ると間もなく琵琶湖が見え始めます。
下の画像は、ミシガン丸から写しました。
明日は今津か長浜か・・・♪


               

いよいよ明日から再スタートです。
今週は講演が4つ続きます。カウンセリング・相談の依頼も入っています。
カウンセリング研究会では「親学講座」の講師養成も始めなければなりません。

今度こそ
島根県の保育園の園長先生から「あまり頑張らずに、頑張って下さい」とのメールを頂戴しました。

ホントにそうですね。言い得て妙です。頑張らずに頑張ります。(w)
まずは近況、心境でした。それではまたお近いうちに。
                              ごきげんよう。





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