コミュニケルーム通信 あののFU

講演・執筆活動中のカウンセラー&仏教者・米沢豊穂が送る四季報のIN版です。

終活の旅路 ①

2019-07-25 | life
  幾山河越えて来たれど寂しさはなお募りゆく湖畔の夕暮れ

しばらくのご無沙汰でした。元より更新の緩慢な拙ブログですが、まずは、ご心配頂きメールメッセージやお手紙を頂戴しましたフォローアーの方々に心より感謝申し上げます。
また、更新無きにも関わりませず、折々に覗いて下さった方々もいて下さり忝く存じております。経緯は下記のようなことですが、現在はもう無事に暮らしておりますので、他事ながらご安心下さいませ。

近年私は「訪いたき地を訪い、会いたき人に会う」と心に決めていた。少しでも元気なうちにその思いを遂げたいと思っていた。
だが、老母の在宅介護もあり、長く家を空けることはしなかった。昨暮れに母は浄土へ還った。私の思いを実行出来るようにと、せめてもの母がくれた「時」の贈り物と思い、今度は少し長旅をしてきた。丁度仕事も端境期でもあることもその思いをプッシュした。しかしながら、旅から帰るや、疲れがドットコムで、何をするパワーも失せてダウンしていた。テレビやパソコンを見るのも億劫であった。しみじみと加齢のなせるところと・・・。

   閑話休題


そんなある日の午後。
マッサージチェアでうとうとしていると、勝手口で「yo-さーん」と大きな声で呼んでいる。あの声は宅配便のお姉さんである。慌てて出ると「ふらのメロンがきましたよ」って大事そうに手渡してくれる。彼女とはもう10年ぐらいのお付き合いである。大雪の冬も酷暑の夏も、笑顔と大きな声で元気をくれる。「一度デートしようね」と言いながら、いつも勝手口でのデートばかりである。丁度冷えていた栄養ドリンクをプレゼントした。彼女は汗を拭いながら「うれしいー!ではまたねっ」と残して車まで駆けて行った。
しかしながら、お疲れモードの私に本当にタイミングよく好物のメロンが届いた。毎年忘れずに富良野の寺坂農園さんから極上の1個を直送して下さる。贈り主に思いを馳せながらとても美味しく戴いた。それで、こうして元気になりました。ゲンキンですねぇ。(w)
由無しことで失礼致しました。今宵はこれにて。




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