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とうとよ/清貧の独り言。

危ない棋譜。

2006年01月31日 02時02分11秒 | 囲碁
もう2日も経ってしまいましたが…。
まあ、モンコレでも何でも、すぐに記事にできないのはいつものことか…。


去る29日、mixi棋院部屋でmixi棋院メンバーのshiratakiさんと一局打ちました。

shiratakiさんとは以前も一局打っており、その時は私が白の4子局。
結果は私の負けでした。

その時の記事はこちら。
昨日今日の囲碁日記:mixi棋院。

もう半年も前です。
今回は1子増えて5子局。

4子局で敵わなかったものが、5子になって敵うものかどうか…。


2006/1/29 対shiratakiさん

今回は検討をつけていません。
実は、私がこの棋譜をKGS上で開くと、なぜか操作不能になってしまうのです。
そのため、この碁の対局後もきちんと検討をすることができませんでした。

原因は不明。

ということで、今回はここでポイントだけ検討をしてみたいと思います。


まずは、73手目までの形。
この右上の黒は、黒から打つと生きています。

O18に打つと良いのかな。
これで、N17とP15が見合いで生きています。

打ってる時は、なんだか生きられそうな気がしつつも、どこに打ったら良いのかわからず放置しておりました。


放置したまま左下へ。
なんとなく両ガカリから手がかりを求めて行きましたが、76手目で、素直に星からコスミで白を両断されていたら、きっと大変だったことでしょう。

実戦は、なんだかんだと小細工して隅の攻め合いに。
コウになりました。

さらに、この時のコウダテから、白が蠢き、黒の形が乱れ、とても大変なことになってしまいました。
特に、右辺の石が団子になった挙句、取られてしまったのが痛かったですね。
ここをしっかり連絡しておけば、まだまだわかりませんでした。


そして…。

236までの形。
これはコウですね。

それまでの数手、白は間違いまくっており、黒を殺し損ねています。
そして、この段階に至ってもそれに気づいておらず、238手目でK6に接いでいれば、この大石は生きています。

242手目でやっとコウだということに気づき、遅ればせながらコウを抜く。
さらに、ここでコウダテになっていない黒の手(きっと黒はコウだということに気づいていらっしゃらなかったのだと思われます)に、なぜか受けてしまう白。

まともにコウをやられていたらどうなっていたことやら。


そして260手目。
やっと上辺に手が戻ります。

ここでもやはり、正着はO18でした。

黒が間違うのはまだしも、白もしっかり間違う始末。
自らダメ詰まりを招いてしまいました。

その後、264手目でN14かR16に、もしくは266手目でR16に打たれていれば、この黒は生きていました。


結果 白184.5目半勝ち。

どうにか勝ちはしたものの、なんとも反省点の多い碁でした…。

死活。
それから形。

この2つはとても大事だということを改めて感じる碁だったと思います。



しかし、なんでこの碁をKGS上で開くと操作不能になるのかな…。
謎だなぁ。

私以外の人が開いても、操作不能になるんだろうか…。

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