日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

退化の改新。

2009年03月26日 23時23分31秒 | 司書日記
正式決定したので書いておこう。

うちの図書館は、以前から書いていますように、廊下を挟み、元教室の部屋と、吹き抜けのホールの半分を使って存在していました。

それだけでも、図書館の真ん中に壁が存在しているということで、十分異常ではあったのですが…。

さらに、来年度の児童数増で、教室が足りなくなり、検討の結果、図書館の、元教室の部屋を、本来の教室として使用することになりました。

結果、図書館は、ホール側に全て移動するということに。

部屋の中にあったものは、全てホール側に移動することになるのですが、その分、ホールの使用範囲が増えることもなく、以前の通り、ホールの半分足らずのスペースに、元教室にあった分も含めた、全てのものが移動することになりました。

つまり、単純に面積減少です。

私は来年度、暖房も、冷房もない、ふきっさらしの吹き抜けホールの隅っこで、満足な照明もないまま、せまっくるしく仕事をすることになります。


さらに、この図書館の移動の話が持ち出されたのは、一昨日でした。
検討したのが昨日。
決定したのが本日の朝。
計画を立てたのが本日の午前中。
準備をしたのが本日の午後。

そして、移動の作業は明日行われます。


なにこの急展開。


当然、満足な計画も、準備も出来ず。
非常にバタバタした形での移動となります。


なにより。
何が悲しくて、図書館を狭くする…退化させるような改造に、一生懸命にならなきゃいけないのか。

これが、ホール全体を使った、結果的に図書館が広く、一体的になる改造だったら、やる気も出ようというものですが…。


しかし、教室が必要なのは紛れもない事実。
子どもたちのためなら、仕方がありません。


ということで。
私のこの3年間の活動は、ほぼ、すべて水泡に帰すことになりそうです。

一昨年、せっかく図書館を広くすることができた改造も、全てなかったも同然になります。


どう活動しても批判を受け、活動拠点である図書館は縮小され、お給金は交通費も出ず、いろいろ差っ引くと10万もいかない。

それでいて、仕事は山ほどあって、朝から晩まで仕事やってもへりゃしない。
さらに今回の移動で、仕事は倍増。
仕事のやりにくさも激増。


なんだこれ。
何を頑張って…。
何のために頑張っているのか。

そりゃ自棄にもなりますってば。



しかし、全ては子どもたちのため。

とりあえず、こんな無茶苦茶な図書館では、子どもたちに満足なサービスを提供できません。

今更グダグダ言っても始まらないから、あとは今の環境でどれだけのサービスを提供できるか。
場所を選んでる暇はありません。
今の場所でできることを考えるしかない。

そして今後、どれだけ環境を向上できるか。

踏ん張りどころ。

…この3年間ずーっと踏ん張りっぱなしなんですけどね。




なんという。

真剣に行こう。

2009年03月26日 01時05分59秒 | 司書日記
さて。
笑い話ではありません。

本気でうちの図書館ダメになっちゃうかもしれません。

真剣に行きましょう。

気力体力、限界まで使っても、ここは頑張らないといけないところだと思う。


有給消化しないの?
とか、うちの先生にも聞かれましたが、そんな余裕あるならとっくに休んでます。
現状、休んだら、その分もっともっと辛い目に合うだけなので、休む意味がありません。

一体いくつの懸念事項を抱えればいいんだろ。


そして。
そんな時に届く、モンコレ福岡予選ジャッジ協力要請メール。

何で私、こんなのに応募したんだろうね。


…まあいいけど。
きっとその頃には、なるようになってるよ。