日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

夢に描くその姿

2009年03月09日 23時18分57秒 | 司書日記
この時期になると、毎年、クラス写真と、6年生全員の将来の夢を書いた、PTAの新聞が発行されるのです。

毎年、これを見て、「あの子の夢はこれかー、なるほどー」とか言って楽しむのが恒例となっています。


その中で、ひそかに期待しているのは…

ズバリ「司書」

将来の夢に、「司書」と書いてくれる子が、たまにいるのです。
それを見つけたとき、ものすごーく嬉しくなります。

今年も、一人。
将来の夢に、司書と書いてくれた子がいました。

今年の、図書委員の子でした。
とっても頑張ってくれる子です。
いつも頼りにしすぎちゃって申し訳ないぐらい、頑張ってくれてる子です。

嬉しい。
本当に嬉しい。


その夢に、私の影響があるのかどうかは分からないけど…。
少なくとも、私の姿を見て、「司書になるのは止めておこう」とは思われなかったってことですよね。

実は、一昨年も同じようなことを書いているのですが…。

子どもたちが目指す存在として思い描くその姿は、もしかしたら、今の私の姿なのかもしれない。
もし、そうだとするなら…。

責任重大。
てきとーなことなんてできません。

子どもたちが目指す、理想の姿として恥ずかしくないぐらい、堂々と仕事をしなくっちゃ。



しかし…。
やっぱり、一昨年に引き続き、昨年も、そして今年も、子どもたちの夢の中に、「教師」とか「学校の先生」とかは見当たりません。

先生…だめ?
自分が小学生のときに書いた夢が「学校の先生」だった身としては複雑です。

一方では、「教師」がないのに「司書」はある事実に、ひそかにガッツポーズを決めてたりもするんですが。



そして今の私は、司書であり、学校の先生なんだな。

蔵書点検、略してゾウテン。

2009年03月09日 00時00分36秒 | 司書日記
さて、頭を仕事に切り替えなければなりません。

ほんとは休日出勤してくるつもりだったのですが、いろいろ無理で断念。
図書館に本返すことすらできてない。


先週で、今年度の貸出は終了しました。
今週は、全学年の返却…そして、地獄の蔵書点検の幕開けです。

今年度は、3月も1週間開館したから、蔵書点検の期間がそれだけ短くなってしまっています。
前年度、ある程度は整理してるから、大丈夫だとは思うんだが…。
とりあえず修理とかは後回しだな。


蔵書点検ですが、前にも書きましたが、うちの図書館は電子化されていないため、すべて手作業です。

昔ながらの、カードと本を対比させながら行う蔵書点検になります。
ひたすら、本にカードを差込み、倒していく作業。

…今更、こんな蔵書点検をしてる図書館って、どれぐらいあるんだろう。


今年度こそ、きっちり蔵書数を把握したいんだけどなぁ…。
正確な蔵書数が全く分かってない図書館ってのもさぁ。


時間があれば、目録カードの整備もしたいところです。
すでに書名カードですら整備できてない…。

うーん。