日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

夏の読書量。

2006年08月31日 21時31分19秒 | 司書日記
今日で8月も終わり。
明日からいよいよ2学期が始まります。


さて、月の始めに、8月は読書三昧だって宣言しました。
読書アンケートもやりましたし。

回答していただいた皆さん、どうもありがとうございました。
回答いただいた本、これからゆっくり実際に読んで行ってみようと思っています。

月読さん、返信しないままでごめんなさい。
ちゃんとチェックしてますので。



で…その8月。
私は実際どれぐらい読んだのか。

数えてみたところ、8月の読書量は27冊。
まあ、これは記録に残している分だけの数ですが。
勤務中に、図書受け入れ作業しながらぱらっと読んだ本とかは数えてない。
感想も書いてないですし。

因みに、7月の読書量は33冊。




…あれ。
減ってるよ。



原因はいろいろ考えられる。

1.『シートン動物記』は予想以上に重かった。

8月当初は、軽く読める『アボンリーへの道』シリーズで快調にスタートを切ったのですが、読書アンケートの結果を受けて読み始めた『シートン動物記』で急激にブレーキがかかっています。

『シートン動物記』、なかなかずしっと来る本です。
昔読んだ『シートン動物記』はもっと楽に読めたと思うのですが…。
あれはきっと、少年少女版だったのでしょう。

今回読んだのは完訳版。
やはり量が多い。
ただ単に「動物記」って感じではなく、ひとつひとつの動物たちをしっかりみつめた、さらにそれに関わる人間たちもみつめた…

少年少女版は、そこから動物の部分に絞って収録してあったのでしょう。

同じことは、今読んでいる『ファーブル昆虫記』にもいえます。
こちらも、少年少女版とは大違いです。

少年少女版は、本当に昆虫のことしか書いていない印象があったのですが…。

まあ、完訳版も基本的に同じなのですが、間に、いろいろ挟まっています。
ただただ実験を繰り返して、その結果を綴っていく…だけではない何かが沢山ある。

繰り返しの事項も多いですし。


しかし、それでも1冊2時間ぐらいじっくり読めば、大体読了できます。
他にもいろいろ原因はあるようで。


2.暑い。

暑いのです。
あんまり読書向きの環境じゃない。

さらに、その暑さで、夜眠れなかったりしたのが悪かったのか、私がばててしまって、昼間に猛烈な眠気に襲われていました。
そして昼寝。気づけば夕方。

読書時間は減るばかりです。


3.囲碁に手を出した。

これはやはり時間のかかる趣味です。
すぐ半日ぐらい持ってくし。

午前中囲碁にかかって、午後から読もうとしたら、前述の眠気でダウン、そのまま一日終了…とかやってましたし。

やはり一人の人間のできることには限界がある。


4.なんだかんだ言っても、夏休みそんなに長くない。

まあ、そうですね。
それでも、2週間以上あったんだけどなぁ。



そんなこんなで、あまり読めず。
読まず…と言った方がいいかもしれない。

かえって仕事に追われていた方が、「休みの日にしっかり読まないと…」って気になるのかもしれないなぁ。