日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

その名は明太パフェ。

2005年11月28日 22時11分40秒 | なし
もう一週間以上前のネタなのですが…。
先週日曜、20日のお話。

この日は、揚げパンさんの呼びかけにより、YS福岡にてモンコレのフリープレイが行われました。
そのことは、以前記事にもしています。

2005/11/20 YS福岡揚げパンさんと遊びましょうの会。


今日は、その記事の一番最後に書いてある、「この後色々あった」ことについて。


話はそれより数日前に遡ります。

私が司書資格取得したということで、月読さんからこのようなお祝いのメッセージを頂きました。

【月読製作委員会】:良書は良き友。
(前略)

とりあえず、司書検定(でしたよね?)合格おめでとうございます!!o(^-^)o

(中略)
まぁ、さておき。
今度、合格祝いに何か甘いものでもオゴりますよ~♪

えーと・・・。
新・博多名物(予定)、“明太パフェ”とかで良いですかね?


そんな訳で、なんか“明太パフェ”とかいう謎の食べ物をおごってもらえることに。

明太パフェ…
どんなもんだか全く分かりませんでしたが、その言葉がもつ意味はなんとなく分かりました。

その意味は、そのメニューを提供する場所にあるらしい。

よかちゃ
こちらが、そのメニューを提供しているお店。


いわゆるあれです。
今話題?の「メイド喫茶」です。


まあ、お祝いとあらばなんでも構いません。
その“明太パフェ”、ありがたく頂きましょう。


という訳で、夕方までYSでモンコレを楽しんだ後、その喫茶店へ向かったのでした。


さて。
メイド喫茶です。

そのお店は、天神のマンションの一室にありました。
なんか、ほんとにマンションの一室でした。

お店…って雰囲気ではありませんでした。

まあ、いいのか。
なんせ「お屋敷」だそうですから。


しかし、その日はメイドさんは不在だったのです。
代わりにいたのは「妹」でした。

なんだか「妹Day」だそうで…。
そんなもんで、本日は「お屋敷」ではなく「おうち」なんだそうで。


なにはともあれ。
案内役の月読さんに先導され、その「お屋敷」に足を踏み入れます。

途端にかかる、「お帰りなさいお兄ちゃん」の一声。

月読さんと、R.O.Dさんはその一言で大ダメージを受けた様子。


妹Dayのおかげでしょうか、お客さんは大入りの様子。
しばらく入り口で待たされます。

その間にも次々とお客さんが。

「お客さん」じゃなくて、「お兄ちゃん」や「お姉ちゃん」らしいですが…。


入り口で席が空くのを待つ間、その接客の様子を観察させて頂きました。

ふむ。
最初の挨拶以外はいたって普通ですね。
まあ、もともと「メイド」という設定なのですから、言葉遣いは丁寧で問題ないのか。


しかし…
今日は「妹Day」なんですよね。

今日はメイドさんじゃなくて、妹という設定のはず。

兄や姉に丁寧語で口を利く妹ってこの世界にどれぐらいいるのだろうか。
少なくとも、私の実際の妹たちは、私に対して丁寧語で話したりはしないです。
名前呼び捨てられますしね。

「妹Day」と銘打つなら、話し方も「妹」らしく、普段通りの言葉で行くとかいう工夫があっても良かったんじゃないかなと思いました。

ここに来るお客さんなら、その設定を知った上でやってくるのでしょうから、そんな言葉遣いでも失礼にはならないんじゃないかと思いますし。


実際に妹を持つ身としてはそんなことを思ったり。


そんなことを話しているうちに席が空き、奥へと通されました。
しかし、ほんとにマンションの一室だなぁ…。

まさに「おうち」です。


そしてご注文。
私は選ぶも何もなく、その“明太パフェ”。
そしてなぜか、他のお二人も“明太パフェ”。

結局、“明太パフェ”3つを注文。

そしてやってきた“明太パフェ”。
それはまさに“明太パフェ”以外の何物でもありませんでした。


パフェの上にドンと鎮座する明太。
輪切りにカットされた明太が、パフェの上に堂々と乗っかっておりました。

そして「妹」からかかるお声。

「チョコをおかけ致しますか?」

はぁ…。
チョコですか。

まあ、なんでもどうぞ。

「明太直撃でよろしいですか?」

はぁ。直撃ですか…。
まあ、存分に、お好きなようにどうぞ。


そして明太の上にどろどろとかけられるチョコレート。

ふむ。見た目は…。
白いクリームにチョコレートの黒、明太の赤い色がアクセントになって美しい…のか?


とりあえず一口。
ふむ…

「独特のお味でしょう? ここでしか味わえない味なんですよ。」
と妹様は仰いました。

ふむ…
なるほど。

クリームとチョコレートの甘さの中に、明太の塩辛さがアクセント…むっ…。
後から来る明太の生臭さがなんとも言えず…。

ふむ。
まあ、それなり。
別に食べられないものではありません。

好き好んで食べようと思うものでもありませんが。


なるほど。
チョコレートはしっかりかけてもらった方が良いですね。
この甘さがないと、さらに明太が異彩を放ってしまうかもしれない。


ふむ。
問題はこの生臭さでしょうかね。
しょっぱさはアクセントとしてアリなのかもしれません。
しかし、生臭さはアクセントを通り越している気がします。

これを解決すれば、本当に博多名物にもなれるのではないでしょうか。


ひとつの手段として、明太を焼いてみるのはどうでしょう。
焼き明太なら、生の明太よりは大分生臭さは抑えられます。
さらに香ばしさも加わり一石二鳥。

他の手段としては…。
お酒を加えてみるとかもあるかもしれませんね。
もともとの明太自体をお酒に漬け込んでみるとか、クリームにお酒を混ぜてみるとか…。
洋酒を使えば、パフェの雰囲気も崩れずに…。

上手く明太の生臭みが消せるかどうかは分かりませんが。


アイスパフェにしてみるのもあるのかもしれません。
この“明太パフェ”はあまり冷たいものではありませんでした。
これをアイスにしてみることによって、生臭さを軽減できるかもしれません。
実際に、「明太アイス」というものは存在しますし。


レモンなんかの柑橘類でなんとかする手段もあるかもしれませんね。
フルーティーな明太パフェとして生まれ変わってみるとか。


とにかく、何かもう一工夫加えて、明太の生臭ささえどうにかすれば、「キワモノ」ではない、本当のこの店の「売り物」として、“明太パフェ”が輝くこともできるのではないでしょうか。

もしかしたら、今のままの明太パフェが好きなんだって方もいらっしゃるのかもしれませんが…


そんなことを色々考えつつ、“明太パフェ”はありがたく完食させていただきました。



この時のことは、月読さんも記事にされています。

まぼろしリピュア
いちごコンプリート

私の記事と全然視点が違うような…
しかし…あたま痛いとまで言われながらもしっかり記事になさる辺りが立派です。


そして、この日の集まりの呼びかけ人であった揚げパンさんも。

【揚げパンの本箱(モンコレ FF11 書籍関係)】:お疲れ様&疲れた。

まあ、確かに、実際に妹のいる人間にとって、「妹Day」ってのはなんとも微妙ですね。
私は妹のいる立場から、「妹Day」というものを観察研究してましたが。



折角なので、よかちゃ☆ブログの関係ありそうな記事にTrackbackさせて頂こうか。

なんか色々書いていますが、あくまで私個人の感想に過ぎませんし、悪意はありませんのであしからず。
特に明太パフェは、あのままでこそ価値があるのかもしれませんし。

まあ、ともかく、今後のメイド喫茶「よかちゃ」と明太パフェの発展をお祈りしております。




私自身が、次行くことはあるのかなぁ…。
お店の内容はともかく、各メニューの値段が結構なものなので、貧乏人には辛いかもしれません。

普通の喫茶店ですら、ロクに行かない人ですからね。
その独特の付加価値に、魅力を感じないのであれば、その値段がネックになってしまうでしょう。

メイド喫茶様には、さらにその付加価値を高めていただきたいと思います。



結局何だか良くわからない記事になったかもしれない。
しかし、本当に明太パフェはもう一工夫あったら化けるかかもしれないと思うのだけどなぁ…。



※追記。
この時の同行者のお一人、R.O.Dさんもその時のことを記事にされています。
遅ればせながらご紹介、そしてTrackbackさせていただきます。

君は僕を知っている:血の繋がった妹なんているわけないじゃないか

まあ、なんだ。
どんな環境でも適応したもの勝ちなのです。