日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

人様の碁を検討してみる。

2005年05月26日 23時11分28秒 | 囲碁
今日はちょっと趣向を変えまして…。

いつも打って頂いている友人が、KGSで他の方と打った碁を、私が検討してみたいと思います。
…もちろん勝手に。

私が人の碁を検討できるような立場なのか?
という問題がありますが、まあ、一度は友人と同じ10kに並んだことですし、きっと大丈夫…。
先日の敗戦で、既に11kになってしまいましたし、なんにしても「?」付きでしたが。

人の棋譜を検討してみることで、得られるものもあるはずです。
友人殿に、その手助けをしていただきます。


そんな訳で検討譜。

友人の棋譜。
KGSの棋譜データ、検討付きです。
※5/27 yyzzさんのコメントを受け、棋譜を更新しております。

友人が白、3子を置かせての碁です。


どうも友人殿は、置かせ碁は普通に打っていては間に合わないという気持ちがあるようで…。
打つ手にそれが表れているように思えます。

カカリに受けずにカカリ返したり、落ち着いて継がなかったり。
それが悪いと言う訳でもないのですが。

カカリ返しなんかは、良い悪いの問題でもないですしね。


しかし、どうも焦り気味なのは間違いないようで、それが実戦の敗因である、上辺取り込まれにも繋がっているようです。
ぎりぎりまで他を打って、それから…と思っているうちに、取り込まれてしまったようで。



いつも拝見しているblogの一つに書いてあったことなのですが…。


置き碁だからと言って、無理をする必要はなく、「石の効率」が相手より上回っていれば、それで置き碁のハンデを補うことができる。
相手が五目の手を打ったなら三十目の手を打つ。
そうやって「石の効率」で上回り続けていれば、最後には勝つことができる。


「囲碁雑考 RETURNS:見ていてムカツクウワテの碁」より部分抜粋というか、要約というか…。


私が勝手に要約しているので、元の記事の文章の意図をちゃんと汲み取れているかはわかりませんが…。

ということで、置き碁でも、普通に打つべき手を打っていれば、そうそう簡単に負けることはないはずなのです。
そんなに頑張らなくてもいいのではないかなと思うのですが…。


まあ、そんなこと言っても、なかなか難しい。
それは分かっています。
私なんか、置き碁じゃなくても、普通に打つべき手が打てているかどうか、とても怪しいのですし…。



以上、人の棋譜になんだかんだ言ってみる企画でした。
KGS11k?の私の検討なので、検討の内容など、怪しい部分があるかもしれません。

そのような場所がありましたら、ご指摘いただけるとありがたいです。