日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

私の本質。(囲碁編)

2005年05月16日 17時20分55秒 | 囲碁
Stock, Slot and iGo:囲碁:対局記録:盲目

こちらへのTrackbackが上手く行かなかったということなので…
それならこちらからTrackbackさせていただきます。

格言にもあるようですが、本当に勝ち碁をキチンと勝ちきるのは大変なことですよね。
勝ったと思った瞬間にポカがでて、大逆転されることは良くあることです。

勝っていると思っている、それも大きく勝っていると、どうしても緩みがでますし、反対に相手は負けていると思っている訳で、ちょっと無茶なことも仕掛けてきます。

緩んだ精神で、相手の必死の勝負手を受けると、受けきれずにこちらが潰されたりしてしまうものです。

「勝つと思うな思わば負けよ」
そんな歌の文句もありました。


と、頭では分かっているのに…。
やっぱりポカで碁を落とすのです…。


さて、貼るのも恥ずかしい棋譜ということですが、貼ってなくてもKGSから棋譜ダウンロードすれば見れちゃうので、その棋譜を拝見させていただきました。
ご自分で検討されるとの事ですし、私程度の棋力の人間がごちゃごちゃ言ってもお役には立てないと思いますけど。

151手目に、アテる手はなかったでしょうか。
相手が継いでくれれば、その後に詰める手を打つことができます。
相手はコウにしてくるかもしれませんが…。
このコウは、こちらは継いでいても、まだ相手は生きていなさそうですし。

実戦は、相手になんとなく目の形ができてしまいました。
といっても、これだけで生きてるって訳でもなさそうですが。
まあ、相手に目ができて、生きられたとしても、封鎖していれば問題なかったと思うのですが。
かえって、アテてコウなんかにされるよりも、こちらの方が分かりやすくていいのかもしれない。

となると、155手目が問題だったのか。

この手は良く分かりません。
封鎖にもなっていませんし、自らダメを詰めただけの手に見えます。

星にでも打って、上から封鎖していれば良かったように思います。
相手は生きるでしょうが、小さいですし。


まあ、私は偉そうに何か言えるほど、碁が上手くはないのですが。



そしてこちらも話し変わって。

適正・適職診断の結果を碁に関連させて見てみるというのは、面白そうです。
碁は性格がかなり出るものだと思いますし。

私もちょっと見直してみよう。

『平和を求める』 気質

確かに、あまり乱戦の碁は得意じゃない。
どっちかというと、何事もなく進んで、何事もなく勝ってるのが理想。

そんなことある訳がないのですが。

良い精神状態の時:愛想がいい・心が広い・辛抱強い・偏見がない
悪い精神状態の時:無頓着・片意地・無神経・攻撃的・弱気


ふむふむ。

愛想良く、心を広く、相手の手を受け入れ、無闇な反発をせず辛抱強く、自分の碁を貫く。
そんなのが私の碁の理想。

しかし、実体は、心が広いんじゃなくて、ただ単に、大きさに無頓着で、無神経。
その癖変な所で片意地張って、結局大損する。

その片意地で変に反発し、無闇に攻撃的になって自ら潰れる。

辛抱強くチャンスを待つのだが、いざチャンスが来ても、弱気になって踏み込みが足らず、チャンスを活かせない。

む…。
かなり思い当たる節が…。

性格
調和と平和を愛する平和主義タイプ。
広く寛大な心を持ち、誰とでも親しく接することができる。
他人を批判したりすることは無く、周囲に安らぎを与える。


碁は調和とバランスと言います。

無闇に相手の手に喰らいつき、地も厚みもすべて自らの手中に…
などということをしなくとも、相手の手を認め、自分もそれに見合う最善の手を打っていれば、調和が取れ、互角以上の碁が打てる。
大差で勝たなくても、半目勝っていればいい。

そんな精神で打っているつもりです。

注意
摩擦や葛藤をさけ、面倒なことからできるだけ逃げようとする傾向がある。
常に受け身で、自発性や決断力に欠ける。他人の評価が気になる。


しかし、その実体は…。
相手の石を取りに行ったり、打ち込んだりして、面倒なことになるのを避けているだけ。
相手の手に受けているだけで、適切に手抜きができず、お手伝いし、自分から碁を動かそうとしていない。




なんだか、私の碁の理想と実体が凄く表れているような気がします。