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とうとよ/清貧の独り言。

デーモン考察、鬼武者ベリス編。

2004年05月20日 22時02分03秒 | モンコレ
その昔。
今はもうないSOPHIAさんのオルトでやってたデーモン考察。
私も参加させていただいて、いろいろ述べたりしてました。


今回はそれを引き継いでみようかと思います。
SOPHIAさんのところでは、太陽王から始め、放浪王の「インキュバス」まで行ってたと思います。
順番通り行くなら次は「夢魔の女王リリス」なんですが、そこは私。
考察ネタもランダムで決めることにしました。

そして今回選ばれたのは…

鬼武者ベリス

ということに。

では詳しい能力を。
グループSNEホームページ冥界の六皇子ユニット火、水、土から引用。

鬼武者ベリス
種族:デーモン 出現頻度:極稀 イラスト:末弥純
3 3/3 進軍タイプ:歩行 即時召喚不可
アイテム:1
○燃える闘魂[戦闘]
このユニットが対象。対象ユニットが「攻撃力:5」以上の場合、戦闘スペルのダメージでは死亡しない。
対象ユニットが「攻撃力:7」以上の場合、特殊能力のダメージでは死亡しない。

こんな能力のユニットカードです。


その特徴はなんといっても燃える闘魂。
攻撃力:7以上にすることができれば、なかなか死亡しなくなります。

ダメージでない即死効果や、攻撃やアイテム、戦闘以外での儀式スペル等では死亡しますが、それでも、戦闘だけを考えるなら強力な能力です。
攻撃力:7以上であれば、単体で戦闘に勝つことも十分可能でしょうから。
問題はいかに攻撃力を7以上にするか、なのですが。

しかし、聖王ブースターがでてから、このユニットの存在感は非常に薄れています。
「流浪の剣聖」が現れたためです。

ベリスは「戦闘スペル、特殊能力のダメージで死亡しなくなる」効果ですが、あちらは「死亡しなくなる」
戦闘スペル、特殊能力はもちろん、攻撃、アイテムでも死亡しません。


この強力なライバルのせいで、存在感が非常に薄いベリス。
まずは剣聖と比較しながら、その利点を探ってみたいと思います。

最初は、今挙げた、効果の違い。
ベリスは、攻撃力5以上で戦闘スペル、7以上で特殊能力のダメージで死亡しない。
剣聖は、タイプ:魔剣を装備している場合、死亡しない。

これが一番の違いであり、ベリスが非常に不利だと思われる所です。

ベリスはスペル、特殊能力限定で、さらにダメージのみに対する効果。
フレイム・ストライク代表される、即死効果は防げません。

それに対し剣聖は、死亡しない。
とりあえず、戦闘ではなにがなんでも死亡しないのです。

この違いは非常に大きい。
とりあえず効果の大きさだけをみるなら絶対剣聖の方が上です。


ではベリスの有利な点はどこか。
これも一番大きなところから挙げます。

それは「ハラキリ」しないということ。
剣聖は、戦闘終了時に敵軍ユニットが残っていると、自分が死亡してしまう能力を持っています。

これがベリスにはありません。
ベリスは剣聖と違って、必死に敵軍を全滅させたり、ハラキリしないように苦労する必要がありません。
ここがベリスの一番の利点といえるでしょう。

攻撃力:7以上を保てるなら、拠点防衛にも使えるということになります。
守備側での戦闘では、とりあえず、こちらが倒されなければいいのですから、ベリスの死亡しにくいのは非常に有利です。

剣聖の場合だと、守備側でも敵軍を全滅させなければ自分だけ残っても結局「ハラキリ」してしまうため、守備には向かないと思われます。


この他の大きな違いは、特殊能力の条件です。
先程も書きましたが、
ベリスの条件は攻撃力。
剣聖の条件は「タイプ:魔剣」の装備品。

ベリスは魔剣に限らず、装備品でなくても構いません。
攻撃力が上がりさえすればいい。
しかし、上がらないと発揮されません。

剣聖は魔剣の装備品に限りますが、魔剣の装備品をつけさえすれば効果を発揮できます。

これは一長一短。
どちらが良いとはいいづらいのですが…
どちらかといえば、剣聖の方が簡単です。

ベリスの場合、戦闘スペルダメージに耐えることのできる攻撃力:5ではちょっと不満が残るので、特殊能力ダメージにも耐えられるように、攻撃力:7は欲しいところです。

ですがこれがなかなか大変。
魔剣をつけるだけで済む剣聖の方が楽だといえるかもしれません。

しかし、結局剣聖も敵軍を全滅させるためにはある程度の攻撃力が必要になります。
ベリスの場合はそれを最初から用意する必要があるだけで、結局のところあまり変わらないのかもしれません。

ただ、前もって装備品で攻撃力を用意しない場合、戦闘中に攻撃力を上げる場合は、そこに対抗されると、戦闘スペルであろうが、特殊能力であろうが死亡してしまいます。
そこは元から魔剣をもてばもう死亡しない剣聖の方が上だといえるでしょう。


次に挙げられる違いは、デーモンと人間という違い。
人間は、新聖紀術師達を使えば即時召喚することができます。
これは結構大きな利点でしょう。

ただ、現在は、デーモンよりも人間は警戒され、対策されています。
デーモン、それも火のデーモンであるベリスの方が、よけいな対策に引っかかる心配が無いともいえるかもしれません。


次はレベル、そしてアイテム枠の数の違い。
ベリスはレベル3、アイテム1。
剣聖はレベル4、アイテム2。

剣聖はアイテム2ですが、魔剣の装備品をつける必要がありますので、残りのアイテム枠は1つ。

ベリスも攻撃力アップのために装備品の枠が埋まっていることが多いのですが、ベリスの場合、必ずしも装備品でなくとも構いません。
レベルが小さいために、他のユニットのサポートも受けやすく、他のユニットから攻撃力を挙げてもらう場合、アイテム1は空くこととなります。

ただ、前にも書いた通り、戦闘中に攻撃力を上げる場合には対抗に注意が必要です。
ここでアイテム1を使ってしまうことも多いはずです。
死亡しなくなってから更にアイテム1を使える剣聖の方がアイテム枠を有効に使えるいえるのかもしれません。


ここまで見てきた限りでは、剣聖の方が何かと有利に見えます。
しかし、ベリスの利点もあるようです。

それは、魔剣である必要がないこと。
それどころか、装備品である必要もないこと。

ここを活かしていくのがベリスの道だといえるでしょう。

ベリスをつかうなら攻撃力:7は用意したいところです。
さて、では攻撃力を7以上にするにはどんな手があるのでしょう。

代表的なのは黄金装備品。

黄金の戦斧をつければもう7です。
しかし、この場合、イニシアチブ-2が付くため、後攻を取りやすくなってしまいます。
攻撃では死んでしまうベリスなので、攻撃に対する備えが必要です。

黄金では他に、黄金のベルトというのもあります。
三角塔の数さえあれば7まで上げることも可能です。
この場合は三角塔ベリスということになりますね。
シオライのように、三角塔ユニットを即時召喚するのは難しいのでちょっと工夫がいるかもしれません。

また、黄金の紋章という手もあるでしょう。
この場合だと、戦斧だけでなく、他の装備品もつけられますので、後攻対策を施すことも可能です。
ただ、揃えるまでに時間がかかるのが難点でしょうか。


黄金以外で装備品だと、流星の腕輪という手もあります。
ただ、星座が4つ必要ですので、簡単だとはいいにくいですね。
それに、流星の腕輪は時間獣の封印のカード。
現在星座を始めとするスロットデックでは必須に近い、流星のハンターなどはちょっと使いにくいので注意が要ります。

また、デーモンですから、魔剣の担い手も使えます。
しかし、担い手だけでは6までしか上がりません。
ただ、この場合、戦闘スペル耐性が付きますので、戦闘スペルのダメージだけでなく、即死効果にも耐えることが出来るようになります。
ちょっと被ってる感じは否めませんが。

勇者の鼻輪という手もあります。
ただ、この場合代償が大きく、さらに敵から対抗される恐れがある。
なかなか難しそうです。

烈火のクレイモア。
魔剣なので剣聖に付けておけと言われそうですが。
とりあえず防御が1上がり、さらに3回攻撃力アップができます。
これも途中で対抗されますが、鼻輪と違って代償に手札を使いませんので、十分他のユニットで対抗できるはずです。
パーティの他のユニットも属性が合っていれば防御力が上がるのも魅力です。


装備品以外、ユニットで上げる方法もあります。
一番簡単そうなのがドミニオン・ナイト。
一気に7まで上げることができます。
さらに防御力まで上がるため、攻撃にも強くなります。

しかし、ドミニオン・ナイトを使うためには人間が必要なのが難点です。
アリエッタなどを使い、人間を簡単に用意することができるように工夫する必要があります。

またこの場合、人間を即時でまかなうとし、リミット8で戦闘するとなると、人間のレベルは1である必要があります。

現在のところ1レベルの人間は4体。
セレマリスの少年操縦兵とダーナの竜騎姫は、ベリスもドミニオン・ナイトも種族が違うので難しい。
ダロの魔獣使いは投げれる対象がいません。
黒旗の奴隷船は、属性があっていないので1ダメージのみ。

どれもこれも中途半端。
他の人間のいる地形での戦闘や本陣でドミニオン・ナイトを召喚し、あとから合流した方がいいのかもしれません。



さて。今までの結果を踏まえて、私が今回提唱するのは、
結局、烈火のクレイモアも入るんだし、ベリスも剣聖もどっちも使えば良いのではないか。
剣聖は人間だからドミニオン・ナイトも呼べます。
アリエッタを使えば万事OK。

ということでできたのがこちらのサンプル。
武者と騎士と侍。

剣聖やベリスなどの死なないパーティをアルティミット・ハートで本陣に突っ込ませるのが狙いです。
両方に共通した弱点である、キキーモラのほうきは儀式で排除してください。

問題点はレベルがちょっと合ってないかな?というところ。
ベリスを本陣に突っ込ませて、ドミニオン・ナイトを呼ぶと、レベルは7。
人間が必要なのですが、
3レベルの人間がいないので、ダロの魔獣使いか、奴隷船。
しかし後2レベルが埋まらない。
ダロの対象もいませんし…。

剣聖の場合でも。
剣聖が飛び込んで、ドミニオン・ナイトを呼ぶと、レベル2空きます。
これもレベル2ユニットがいない。

では、即時を熊にすると、後残り3。
熊熊や熊猿と並べても強力なのですが、やはりダロが欲しいところ。
やっぱりレベル2空きます。
ダロダロダロと並べられればそれはそれで超強力ですが、手札がそこまでよくなるかどうか…

2レベルのダロ対象ユニットが必要かもしれません。

あと…ノスタルジィは余計なのかもしれませんね。


以上。今回は武者と騎士と侍デックを紹介して、終了とさせていただきます。



補足。
黄金ベリスも強力なのは間違いないはず。
今はグラシャラボラスというユニットもいますので、装備品を沢山組み込むデックも面白いかも。