登記もろもろ覚え書

司法書士の覚え書き

ひかり電話とスーパー3G対応FAX

2013-02-23 | Weblog

今般経費節減のために、
ふつうの加入電話からひかり電話に替えることにした。
電話用とFAX用と2回線もっていたので
今後は1万円近くかかっていた通信費が2~3千円ですむ計算になる。

で先日局内工事を終えて、
うちの事務所でも配線や鳴り分けなどの作業を終了したが、
どうもFAXの受送信がうまくいっていないようだ。
いつも通話中になっているみたいなのである。

ちなみに近くのローソンから送信してみたら
しっかり50円をとられたけれど
結局受信できていなかった。


いろいろ調べてみたら
ウチのFAX(キャノンiR1600)は
スーパー3G対応ということで
その辺が関係しているような感じらしい。

※ちなみにスーパー3Gというのは
アナログ回線用のFAXの国際規格の一つで
標準的仕様である3Gを拡張したものである。
A4版原稿を1枚伝送するのに
3Gでは20秒から60秒かかるのに対し
スーパー3Gでは3秒程度で送れるため
業務用の製品の多くが対応している。
ISDN回線ではG4規格が使われる、らしい。



NTTのモデムの接続系の相談係に電話してみたところ
スーパー3Gの場合は
送れる場合もあるが送れない場合もあるという。
たとえば通常は送れるけれど送れない場合もたまにあるのか、
それともほとんど送れないけれど時々送れてしまうことがあるのか
そのへんを聞いてみたがなんともよくわからないらしい。
そういうことなら、事業用でFAXを使っているところからは
苦情が殺到しているのではないかと思い確認してみたが
これまたなんともはっきりしない返答だった。

すくなくとも
ひかり電話関係のパンフレットなどには何もふれてなかったと思う。
そもそも、10年前から普及しているスーパー3Gに対応していない
というのもおかしいのだが、障害が報告されて窓口などでも承知して
いるのにもかかわらず何も書かれていないというのは大問題である。

※あらためてひかり電話のパンフレットを見たら
「ご利用上の留意事項」のところに、
「ISDN対応電話機、G4FAXなど、ご利用できない電話機が
あります」という記載があったが、スーパーG3云々についての
注意書きはないようである。



結局うちのキャノンのFAXは
ひかり電話を利用する以上使い物にならないようである。
で、また1回線だけ元に戻そうか、とか考えていたところ、
もう1台の複合機(ブラザーMFC-8380DN)が
あったことを思い出した。というか目の前に鎮座していた。

この機種はオンライン申請の登記原因証明情報のスキャンなどを
する目的で安く手に入れたものだけれど、実はネットワーク機能も
持っている優れものなのである。

この際だからこれを利用することにしようかと思って
説明書などを見ていたら、なんとインターネットFAXもできるらしい。
つまり、FAXをパソコンで受信できて、さらに
パソコン画面からもFAXを送信できるらしい。

最近送られてくるFAXは、やたら広告が多いし
またこの広告が、インク会社の差し金かとおもわれるほど
インクを消耗しそうな細かい字や黒塗りの多いものなのだ。
いいかげんにうんざりしてきたところに
かのiR1600も結構古くなってきているので
これを機に、瓢箪から駒ということで
ペーパーレスへの道を歩もうかと思った次第である。




ちなみに改めて近くのローソンからFAXを送ってみたところ
今度はしっかりと、「My PageManager」というフォルダに
送信されていました。
例の397円の登記情報を送信してみたわけですが、
プリントアウトしても全く問題ありません。







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