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氷上のスポーツ、カーリングをやっています!カーリング以外のことも書くのでon-ice off-iceです!

スタッフで参加した第12回 関東カーリング選手権大会・・・

2020-01-22 07:00:00 | 日記
 2020年1月17日から3日間、長野県軽井沢町の軽井沢アイスパークで開催された「第12回 関東カーリング選手権大会」にスタッフとして参加してきました。


 
前回関東選手権のスタッフをしたのが、第5回大会なので7大会振り、超久し振りのスタッフです。

 まずは、欠員が出て急遽駆り出されたMさんが計時審判を担当するので、その補助をしました。計時審判とは、カーリングの試合は各チームにシンキングタイムが与えられていて、これをチーム毎にカウントダウンさせる時計を動かす審判です。このシンキングタイム、使い切ってしまうとスコアが10対0だったとしても負けになってしまうので重要です。計時審判席とリンクとはガラスを隔てたところにあるのが一般的ですが、軽井沢アイスパークは氷と同じ空間にあって、とっても寒いのです。選手は動いているから、試合の中盤から半そでになっていたりしますが、じっと座っている計時審判は厚着をして電気ひざ掛けで防寒しながら、試合を注視しなければなりません。

 一日目は、そのあと計時審判を2試合行って終了。

 翌二日目は、オンアイス審判です。オンアイス審判は、リンクサイトで、トラブル対応、スコアボードへの得点掲示などを行います。試合は5シートで行われていて、オンアイス審判は2名ないし3名なので、複数のシートを見ています。セルフジャッジが基本の競技ですが、速いウエイトでストーンを投げる展開のときは弾かれたストーンがサイドボードに当たったりして混乱を招くおそれがあるし、フリーガードゾーンルールで出してはいけないストーンを軽くずらそうとするショットでも勢い余ってストーンが出てしまうと元の位置に戻さなければならないなど、何かが起こりそうなときは、特に注意して目を向けます。実際には何かが起こることは少ないのですが、それだけにじっくり目を向けていないと対応しきれません。試合の展開に魅入ったりする余裕はありませんでした。

 計時審判とオンアイス審判は1試合通して担当しますが、その合間の試合ではLSD計測が割り当てられています。LSDは、試合の前に各チームが2回ストーンを投げて、ハウス(的の円)中心からの距離を測って合計します。距離が短い方に先攻後攻の選択権が与えられるとともに、対象になる試合の合計値は順位決めの基準にもなり、時として決勝トーナメントへ進出できるか否かの判定にも使われるので、重要です。これは4人が2人ずつ組んで、一人がメジャーで測ってもう一人が記録するのですが、5シート計測するので、短時間ですが大忙しです。

 こんな風に緊張の連続でしたが、今回の経験が今後の試合に活かせるように頑張りたいと思います。
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