私自身も前にいつ使っただろうと思うくらい使っていないし、携帯電話の普及で利用者が減っているのは明らかなのですが、携帯電話だって壊れることもあるし、東日本大震災のときは携帯電話がまったく通じず長蛇の列の先に公衆電話があったり、コンサートチケットの予約は公衆電話の方が繋がりやすいなど、必要とされている面もあります。
新潟の粟島や北海道知床半島の岩尾別などでは携帯電話の電波は届かず、むしろそれが魅力に思えたけど、公衆電話は置かれていました。
公衆電話の設置場所を案内するNTTのサイトがNTT東日本とNTT西日本にありますが、これとて携帯電話やスマホが壊れたり、電波が障害を受けているときは使えません。
先日、とある公共施設で公衆電話があったであろう場所に近くの公衆電話を案内する紙が貼られていました。数が減るのは仕方ないけど、こんな風に案内するしくみがあればそれほどの不便さはないのかと思います。NTTなら電柱や配信の設備が街中にあるので、それに案内表示をすればよいのです。そうすれば、外国の街で公衆トイレに至る案内が充実していてトイレの少なさをカバーしているところがあるように、確かここにあったはずなどと探し回ることもなくなるのではと思います。
その前に、自分の住む街とよく行くところの公衆電話の位置ぐらいはチエックしておこうと思います。