龍安寺の石庭には綺麗に掃き清められた玉砂利の中に15個の石があります。ところが、どの位置から見ても一度に14個までしか見えないと言われています。
石庭の前に座っていると、背後で中国人観光客の「イー、アル、サン、スー、ウー、・・・あれぇ、13しかないよ」の声が聞こえてきます。私も実際に歩きながら見てみましたが、確かに15個見える場所は見つけられませんでした。
その石庭を臨む方丈の北側に回ってみると、古銭の形をした“つくばい”があって、画像ではちょっと読みにくいですが、そこには中央の口の字を共有して“吾唯知足”の文字が書かれています。これは「ワレ、タダ、タルヲ、シル」と読み、禅の格言を表しているのだそうです。
石は14個しか見えないけど、実際には15個あるのです。「現実の生活の中でも、本当は満たされているのに何となく不満を感じていることってないですか。」と、問い掛けているのだそうです。
ひとつのことを説くために建物と庭で表現する日本の文化に感心させられまし
石庭の前に座っていると、背後で中国人観光客の「イー、アル、サン、スー、ウー、・・・あれぇ、13しかないよ」の声が聞こえてきます。私も実際に歩きながら見てみましたが、確かに15個見える場所は見つけられませんでした。
その石庭を臨む方丈の北側に回ってみると、古銭の形をした“つくばい”があって、画像ではちょっと読みにくいですが、そこには中央の口の字を共有して“吾唯知足”の文字が書かれています。これは「ワレ、タダ、タルヲ、シル」と読み、禅の格言を表しているのだそうです。
石は14個しか見えないけど、実際には15個あるのです。「現実の生活の中でも、本当は満たされているのに何となく不満を感じていることってないですか。」と、問い掛けているのだそうです。
ひとつのことを説くために建物と庭で表現する日本の文化に感心させられまし