on-ice off-ice

氷上のスポーツ、カーリングをやっています!カーリング以外のことも書くのでon-ice off-iceです!

シエナの奇跡!

2021-09-18 16:44:26 | 旅行
 イタリア半島の付け根近くに位置するシエナは、今も建設の途中段階といわれる大理石のシエナ大聖堂、歴史的な扮装の競走馬レースが開かれる円形のカンポ広場を持つ歴史的な街で、広場を囲む建物群の中でひときわ聳えるマンジャの塔からは重厚な鐘の音が鳴り響く、味わいのある街でした。


 
 そのシエナを訪れたのは10年以上前になりますが、そこで福岡県のご夫婦の奥様さまが携帯電話をトイレに忘れてきてしまい、気づいて戻ったときにはもうなかったと、がっかりしていました。前日だったか、「買ったばかりで、使い方がまだわからない」とおっしゃっていたので、この旅行の直前に新調したのでしょう。楽しいはずの旅行の最中になくしてしまい、うなだれる奥さまの肩をさすって「あの携帯とは縁がなかったんだよ」と、旦那さまがなだめていました。

 それでも、異国の美しい景色に触れているうちに沈んだ気分も薄らいでいくもので、数時間後には笑顔で話すようになっていました。

ところが、翌日、そのご夫婦の実家から連絡があって、旅行中のフランス人がこの携帯電話を見つけて実家に電話を下さったというのです!
 で、どうやってその携帯電話をご夫婦のもとに返すのか?国際宅配便で送る?これは料金がかかり過ぎるし、着払いなんて方法も面倒そうだし、拾い主が送料を立て替えて返すのも大変そう。

 そこで、とられた解決策は、拾得したフランス人観光客の方が次の宿泊先のホテルに預ける→ホテルでツアー会社の添乗員が受け取って日本に持ち帰る→日本でご本人に送付するという方法でした。これなら送料は日本国内だけで済みます。
 それにしても、拾ったものに対して、わざわざ外国である日本にまで電話して対応してくれる人に拾われたのはラッキーとしか言いようがなく、奇跡な出来事でした。

 リモートツアーもいいですが、早くコロナ禍から脱出して、自由に行動できる日が来て欲しいです。
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えーっ、この景色はもう見れないの?!

2021-09-05 20:44:36 | 日記・エッセイ・コラム
 緊急事態宣言で引きこもりを余儀なくされている休日に本棚を整理していたら、学生時代の北海道旅行のアルバムが入っていました。ご丁寧に日付とコメントまで書いてあって、思い出すことも多くて、棚の整理はそっちのけで懐かしかく眺めていました。この時が初めての北海道でしたが、その後の何度かの渡道で再度訪問したところも数ヶ所ありました。

その時以来行っていないところは今どうなっているのだろう。ご無沙汰スポットの然別湖、層雲峡、礼文島の現状をネットで調べてみると、どこもあのときのままというわけにはいっていないようで、然別湖は遊覧船が廃止されて、そのとき行った三大秘湖のひとつ「東雲湖」が一層行きづらくなっており、礼文島は西海岸を縦走する「愛とロマンの8時間コース」が海岸線の危ない箇所を避けるようにルート変更されておりました。

 しかし、一番驚いたのは層雲峡でした。




 ここではレンタサイクルで石狩川沿いの国道を遡上しながら柱状節理と川にそそぐ滝の数々を眺めたところなので、googlemapのストリートビューで当時と同じようにたどってみました。層雲峡温泉から国道39号線を北見方向へ向かいます。すると当時はなかったトンネルに入るので、右に伸びる旧道へ入り、流星の滝、銀河の滝、左手にはこの2つの滝を同時に見れる双瀑台の登り口が確認できたのですが、道路が駐車場になっています。

 以前もこの先に車はトンネルのある新道でサイクリングロードは旧道というところがあったので、それと同じだろうと前に進めると行く手を阻まれました。道は続いているのですが、ストリートビューはこれ以上進めません。

↑googlemap ストリートビューより引用

 一方、トンネルに入った国道は、サイクリングロードの終盤だった大函の手前まで3キロ以上もトンネルから出ないようになっています。国土地理院の地図でも元の道路は同じ位置から先が抹消されています。

↑googlemapより引用


↑国土地理院地図より引用

 googlemapの航空写真でたどると、川沿いに道路の跡が確認できますが、ところどころに崖がくずれたのか、木が生い茂ったのか、木々の緑色が重なっているところがあります。確かに私が行った翌年に大規模な土砂崩れがあって、国道の一部がトンネルになったことはニュースで聞いていたものの、元の道はサイクリングロードとして使われていると思い込んでいたのですが、ここが通れないことで、細かい柱状節理が並ぶ小函や水が広がって落下する錦糸の滝などの景色を眺めることはできなくなっていました。

↑googlemapより引用

 その後に層雲峡に行ったという人から「期待外れだった」とか「大したことなかった」という声が聞かれましたが、観光バスでちょっと立ち寄った程度でゆっくり見られなかったのだろうと思っていましたが、今更ながら納得がいった感じでした。

 峡谷や滝は、地球の歴史レベルで言えば変化の過程であって、永遠に同じ姿でいるわけではなくくずれることは避けられないようです。新潟県の清津峡のように渓谷沿いにトンネルを掘ってそこから覗き見るようにしたり、黒部渓谷のようにダム開発用のトロッコを活用したものの安全を確保しきれず開業当初は「万一の場合は保証しません」と表記して観光客を受け入れたり(今はそんなことはありません)と観光資源として活用するには苦慮しているようです。層雲峡はスケールが大きいのでトンネルは無理だし、今時に万一の場合保証しませんなんてわけにもいきません。であれば、変位計などを設置して、がけ崩れの前兆がみられたら立ち入り禁止にするなどの安全策をとって旧道を再利用してみるのもよいかもしれません。

 で、こんなスケールの大きな提案をしながら、小さい本棚の整理すらできずに休日を終えるのでした。


↑これが小函(個々の柱状節理のサイズは大函より小さいけど、全体の大きさは小函の方が大きい)

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Accident 2021夏

2021-08-21 16:00:41 | 日記
 昨年に引き続きほとんど何処にも出かけない夏が過ぎていきます。出かけないから何も起こらない。何も起こらないからブログに書くことがない。これでは、夏休みに何処にも連れてってもらえなかった小学生の絵日記ではないか!?

 そんな昨日、ワクチン接種のために区内の施設に向かいました。同じ区内なのに不便で、バスは日に8本しかなく(東京23区にもこんな路線があるのです)、電車とバスを乗り継がないと行かれません。行きは職場から直行だったので、ちょっと距離がありますがバス1本で行けました。

 蒸し暑い昼下がり、バスの誘導をしている方に乗り場を尋ねて、バスに乗り込みました。平日の昼なのに人は多く、緊急事態宣言とは無縁に見える社内。座れないので車椅子スペースの脇に立っていましたが、川を渡るときなど、乗用車からは見えない川面や遠くの景色も見えて、なかなか面白いななんて思っていました。距離が長い路線なので途中で降りる人も多く、ひな壇のように上がった後方の席に座れてのんびりとしていたら、いきなり乗っているバスの警笛が鳴り響きました。凄まじい鳴らし方に前を見ると老人が自転車で横断歩道をゆっくり進んでいます。信号は、バス側が青、つまり老人は赤信号を無視して渡っているのです。早くから状況が見えているので急ブレーキではなかったですが、青信号の横断歩道の直前で停車し、運転士さんはマイクで「赤信号ですよ!どいてください!!」と叫ぶ。ここで老人が気づいて、そのまま渡り切るだろうと思っていると、この老人、何と横断歩道の真ん中に自転車のスタンドを立てて止めると、バスの運転席に歩み寄って、そっちが悪いとばかりに窓越しの運転士に食って掛かってきたのです(驚!)

 結局、警察を呼んで話すことになったようですが、老人は絶対に自分が正しいと自信満々で警察でもなんでも呼びやがれといった雰囲気でバスの前に立ちはだかっています。運転士さんは「脇に止めます。逃げないから空けてください。」となだめながらバスを路肩に寄せました。我々乗客は、申し訳ないですが、後続のバスに乗り換えてくださいということになりました。バスの後ろには長い車の列ができていました。
 10分ほどで後続のバスが来て、運転士さんがそのバスに事情を話に行き、私は後続のバスに乗るために降りると、丁度警察官が自転車で到着したので、状況を手短に話すと、周りで見ていた人が、「急いでいるんでしょう。私も全部見ていたから」と乗り換えを促してくれました。周囲を見ると現場はコンビニの前で、何人もの人が立ち止まって様子を伺っています。迷惑にも横断歩道の真ん中に止められた自転車も、通行人の方が歩道によけてくれていました。私は、乗客にけが人などがいないことを警察官に告げて、後続のバスで接種会場に向かいました。

 滅多に乗らないバスでとんだアクシデントに遭ってしまいましたが、私はバスでアクシデントに遭う確率は意外に高く、パリでは空港からホテルに向かうバスが一般車のドアミラーにぶつかって示談交渉していたなんてこともあるし、北海道では小銭がなくて500円玉で払おうとすると、運転士さんが「ちょっと待って」と、エンジンを止めた。何が起きたのかきょとんとしていると、「すみません。500円玉くずれる方いらっしゃいませんかー」と私が渡した500円玉を手に車内を回って両替してもらって恐縮したり、これも500円玉絡みなのですが、バスの両替機に500円玉を入れると機械が全く反応せず、営業所で換金できる金券でお釣りをもらったりと様々ですが、あらゆることに臨機応変に対応しなければならない運転士さんに感謝です。



 帰りのバスで同じ横断歩道を通過したときには、さっきのバスも老人もおらず、何とか決着がついたようでした。
(写真は今回の場所ではありません)
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無観客が選手に与える影響は

2021-07-23 18:00:00 | スポーツ
 今日、開会式を迎える東京オリンピックはほとんどの競技が無観客で開催になりました。開催や観客を入れる・入れないの是非は意見に個人差もありますのでここでは置いといて、一応競技者の端くれとして、観客がいるといないとでどう違うのか主に自分の経験から分析してみました。



 観戦されていることは競技者にとって励みかプレッシャーか。数年前に走った「リレーマラソン」、これは競技場の中で襷を受け、競技場を数百メートル走ってゲートをくぐり、競技場の周りを1周して、再び競技場に戻って400メートルトラックを4分の3周ぐらい走って1周になりますが、競技場の外で前後にランナーもいない沿道で見ている人もいないときになんとなく走っていたら、いきなり「がんばってー」の声。声の主は、同じリレーチームのメンバーで、待機している観客席のちょうど裏側で声援を送ってくれていたのです。これには奮起して、ペースアップしました。これは、気合を入れれば早く走れる状況だったから、結果に結びつきましたが、これがカーリングのようにコントロールが微妙な競技になると変わってきます。カーリングの場合、日本選手権は別として、まだまだ観客がいる方が珍しく、それ以前に観客席がほとんどない会場もあります。稀にほかのシートの試合が終わって、自分たちだけのシートが試合続行していて、終わったプレーヤーが注目しているなんて状況に出くわします。一方的な試合展開なら、勝っていても負けていても自分のプレーが勝敗に影響しないので、その時に自分がすべきことに集中できますが、これが自分の1投が試合を左右する状況になると、免疫がないだけにプレッシャーがのしかかってきます。私が経験したときは何とか決めることができて一安心だったのですが、これには前日談があって、プレッシャーに強くなる練習と称して、周りで十数人が注目する中でデリバリー(投球動作)を繰り返していたので、これが功を奏したようです。

 過去に聞いたトップアスリートの話では、「声援が耳に入らないぐらいに集中していて、声援が聞こえたとき、集中力が無くなったことを悟って引退を決めた」、「相手への声援ばかり耳に入ってきて、自分への声援が聞こえない」、「外国での試合は『あの選手化粧濃いよね』とか余計なことが耳に入ってこないので集中できる」などなど色々ですが、どんな状況にあっても自分の持っている力を存分に発揮してほしいです。
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今日6月10日は時の記念日

2021-06-10 00:00:00 | 学問
家にある古い目覚まし時計、時は刻んでいますが秒針は常に30秒あたりを指したまま小刻みに触れています。針と軸を繋ぐ部分が外れてしまったようで、長針と短針は動いているので使えないことはない状態です。


時計は常に動き続けているものなので、もともとは耐久性が重視されていて、ねじ巻き式の腕時計の歯車部分には硬い宝石が使われていて長持ちするようになっています。

札幌の時計台の時計は極寒の地にありながら、ガラスがなくて吹雪にも負けずに動き続けています。


グアムの教会の尖塔にある時計は4面に取り付けられていますが、それぞれが微妙に違う時間を指していました(笑)。南の島の大らかさが感じられます。


国立の時計学校があるスイスでは時計の付いた建物が目立っていました。こちらは同じヨーロッパでもフランスのルーアンの時計、ジャンヌダルクもその鐘の音を聞いたといわれる由緒ある時計です。


ところで、時計に使われているローマ数字の4がIIIIになっていますが、これは一般のローマ数字の4であるIVが神の王といわれるユーピテルの綴りIVPPITERの書き出しと同じになることを避けたためと言われています。(諸説あります)
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