カーリング仲間のひとりが私の友達と同じ出身校と聞いて、当時友達から聞いた先生の話に花を咲かせていました。「S先生、知ってる?」、「それ、うちの担任(笑)」、「体育のC先生は一年間毎回バレーボールだった」、「A先生は?」、「教わったことはないけど、年いった先生だった。」、「確か、老人だって言ってた」なんて具合に自分の出身校でもないのに話が弾む不思議さ・・・。
そんな話をしたあくる日の4月13日、友人が出演するシアターノーチラス「新任教師~名前も知らない獣の声に耳を澄ます~」を見に行きました。
舞台は夏休みが始まったばかりの学校、そこそこ評判がよい学校だけど直前には校内で事件が起きている。雑務のために登校してくる教師たちと部活や自習に通う生徒とのやりとりから徐々に見えてくる人間模様。そのやりとりが事件の犯人探しにこだわり過ぎていないところが「もしかしたら、こんなことって現実にもあるのかもしれない」という雰囲気を醸し出していました。
誰もが出会う教師という職業の人間、教える内容は文科省の指導要領で決められていても教師次第で印象は大きく異なる・・・。
前日の会話のように又聞きの話で何年もの年月を経ていても共通の話題として盛り上がれる・・・教師という職業はそれほど個性が表れる職業なのだなぁ~と、舞台を前に前日の疑問が解けたのでした!