on-ice off-ice

氷上のスポーツ、カーリングをやっています!カーリング以外のことも書くのでon-ice off-iceです!

第30回いで湯の関川ふる里会首都圏交流会

2013-02-25 00:07:03 | 日記・エッセイ・コラム

 今日の東京地方は強い北風が吹きすさぶ一日でしたが、もっと寒い新潟県関川村との交流会に行ってきました。

東京生まれで東京育ちの私にとってふる里と呼べる土地がありません。小学生の頃は夏休みに親の実家に帰った級友を羨ましく思い、学生の頃は遠方から下宿している同級生を尊敬のまなざしで眺めておりました。そんな私が新潟県関川村のふる里会に入会したのは、毎年夏に新潟県の粟島に友人と出掛けた帰路に関川村の温泉に立ち寄って何となく村の存在を知っていたところに、東京ドームで開催された「新潟の祭典」で関川村のブースで買い物をした際のアンケートで“ねこちぐら”が当たったことがきっかけでした。

ふる里会とは年会費を払うと年4回村の特産品の新潟産こしひかりや生ハム、しいいたけなどを送ってくれるシステムですが、30年も続けているところは珍しいそうで年に4回送られてくるのも他に例を見ないようです。

参加者は元村民で実家が村に残っていない人が多いようですが、私のように村とは無関係だった人、名字が関川だったから入会したという人もいらっしゃいました。

 会場は上野の「精養軒」、別のフロアでは同じ新潟県の六日町高校の同窓会が行われていて新潟一色といった雰囲気でした。

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ところが、新潟地方が大雪で新幹線に接続する羽越本線が遅れたために村長の到着が遅れるというハプニングがありました。村長がいなくてもできるアトラクションを先に行っているうちに20分ほど遅れて村長が到着しました。新潟駅で乗れたのが予定の新幹線の4本あと、それも掛け足で乗りこんで同行していた温泉組合の方々はさらにその1本あとになってしまったそうで、なかなか多難なスタートでした。

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このふる里会、毎回趣向を凝らしていて、臼を持ち込んで餅つきをやったり、テーブルに雪だるまを置いて雪国を偲んだりと楽しいのですが、今回は“喜っ喜大会”でした。

喜っ喜とはこの地方のじゃんけんのことだそうですが、行司がいて対戦者同士は互いに礼に始まって礼に終わるという厳格なルールがあるそうです。今回の参加者は130人以上なので、まずテーブルごとに代表選出・・・私はここで敗退(・・;)

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私は同じテーブルを勝ち抜けた小学三年生のK君を見守ります。優勝の賞品は村の温泉宿泊券交通費付きで、じゃんけんでも賞品が懸ってこれだけ厳格にやると盛り上がるもので、会場中が舞台の対戦に釘付けになっていてAKB48のじゃんけん大会のようでした。結局K君もトーナメント1回戦で敗退しましたが、見ていて楽しかったです♪

ところで、私はここ数年間はカーリングの試合や他の予定と重なることが多くて4年振りぐらいの参加だったのですが「久し振りですね。」などと声を掛けて頂いて、憶えてくれている人が意外に多いのに驚きました。また、アナウンサー講座でこの村を主題にした写真集「しあわせ猫ちぐら」を出版した五月書房の社長さんに偶然お会いしていたのですが、そのことを村長さんに話すと「あの社長さんは熱心に何回も村に足を運んでくれた。」と声を弾ませて話して下さりました。

村を取り巻く環境は厳しいようで七千人を超えていた村の人口は10年で六千五百人台まで減り、学校も統廃合が進んで村内に十校ぐらいあった小学校と二校あった中学校が一校ずつになったそうです。それでも村の人たちは元気で希望を持っていました。「東京のような都会は何でも揃っていていいけどたまに来るだけでいい。」こういう人達が村を、日本の食文化の原点を支えていることを再認識しました。平成の大合併の際にも近隣市町村との合併をせずに単独での存続を選んだ関川村を今後も応援してゆこうと思います。

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雪にも負けずに芽をつけた”ねこやなぎ”を頂いて帰りました。

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カーリングスーパーリーグ63

2013-02-17 22:41:59 | スポーツ

 カーリング日本選手権は男子がSC軽井沢、女子は中部電力が優勝して熱戦の幕を閉じました。

 その日本選手権が始まる前日の2月11日、私は長野県御代田町の「カーリングホールみよた」でカーリングスーパーリーグ63に出場していました。私が所属している東京カーリングクラブ(TCC)の主催大会ですが、今回の日本選手権に出場しているチーム東京は男女とも参加しているリーグ戦です。

 今回はチーム参加ではなく個人参加、個人参加は応募が3人に満たないとチームが成立しない(通常のカーリングは1チーム4人ですが、3人でも試合続行は可能)のですが、今回は3人に達して試合に出場できることになりました。

 通常4人でやるところを3人でやるのでかなりのハンデのように思われますが、戦力が4分の3というわけでもないのです。通常は2人でスウィープ(掃く)するところが1人になるのでこれは半減されるのでこれは大きなハンデです。ただ、デリバリー(投球動作)のウエイト(ストーンの滑る強さ)が正確であれば、大きなハンデにはならないので、それを向上させるきっかけになります。そのデリバリーは通常は1エンド(1回の攻防)で1人2投ずつですが、3人の場合は1人目と2人目が3投ずつになるので、その日の氷の状態(滑り具合やストーンの曲がり具合)は早くつかめることになるのでこれは有利な点です。

 この日の最初の対戦相手は夫婦2組の混合チームでした。我々よりも経験は浅いですが、みよたではよく練習しているので日々力を付けているチームです。

私のポジションはハウス(的になる円)側で指示を出すスキップでした。あまり経験のないポジションですが、どのポジションでも対応できるようにしたいのでやってみましたが、難しい・・・(・・;) 3人で「そこよりもそれの方が…」「前から打っていっちゃおうよ」とやりとりしながらの試合でした。それでも、中盤で大量得点できたことが功を奏して勝つことができました。

続く2試合目の対戦相手は大学生チームのAIMで、中部選手権では中部電力に次いで準優勝の成績を残している勢いのあるチームです。今回は我々個人チームが3人で相手は5人(試合に出られるのは4人)なので、特別に1人が我々のチームに入って試合をすることになりました。

上手な人が一人入るとチームの雰囲気が一気に締まります。一緒に試合していると、ウエイト(ストーンの滑る強さ)の読みは正確だし、スィープも力強いし、本当に勉強になりました。

 もっとも相手チームは上手な人が4人揃っているし、我々のチームは特に私が足を引っ張ったので徐々に点差をつけられて、最終的には4-7で敗れました(・・;)

 相手チームと我々のチームに入ってくれた一人に対しては申し訳ない試合でしたが、我々にとっては得るものが多い有意義な試合でした。。

 AIMのみなさん、これに懲りずに来シーズンも是非TCCに参加してください。

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試合後のカーリングホール

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この日の浅間山

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西荻「奇聞屋」で講座新年会

2013-02-09 23:33:41 | インポート

2月3日昼、「アナウンサーから学ぶ講座」の新年会が東京・西荻窪のライブハウス「奇聞屋」で開催されました。

 講師の佐野先生は最近ではNHKラジオ第一放送の深夜番組「ラジオ深夜便」を担当されていたので、この日の新年会は「ラジオ深夜便」形式で進められました。

ピッピッピッ・ポーンの時報のあとにラジオ深夜便のテーマが流れて新年会はスタートしました。

まずは、受講生で料理教室の講師をされているTさんの著書を取り上げたコーナー。続いて今日の全国各地の日の出の時刻を知らせる「今日の日の出」といった具合に進んでいきました。参加していた受講生たちも出演者となってゆく趣向です。

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で、私はカーリングに関するものをリクエストされていたので「カーリングにまつわるトーク」と「カーリング精神」の朗読をさせていただきました。放送されないとはいえ、プロのアナウンサーの導きで進行してゆくので、何だか本物の番組に出ているような不思議な感覚でした。特に朗読のときはピアニストの吉川正夫さんの生ピアノをバックに読ませていただいて、最高の気分でした。 

そして、さらにスペシャルゲストがいらっしゃいまして、絵本作家で歌手のこんのひとみさんでした。こんのさんがご自分の作品を歌と読み聞かせ、そこに吉川さんのピアノがはいるという何とも贅沢なコーナーでした。

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締めくくりは「ラジオ深夜便」のエンディングテーマで終了。とっても楽しい新年会でした。

コメント (2)
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