on-ice off-ice

氷上のスポーツ、カーリングをやっています!カーリング以外のことも書くのでon-ice off-iceです!

カーテン越しの初々しさ

2011-05-29 22:56:19 | 日記・エッセイ・コラム

先日の夜9時過ぎに赤坂見附から銀座方面に向かう丸ノ内線に乗った時のこと。都心方向に向かう電車だったためガラガラでした。

一番先頭の車両に乗り込み、長いシートの真ん中に座ってホッと一息ついていると、駅に差し掛かったかなと思った次の瞬間、いきなりブレーキが掛かって進行方向に体が持って行かれそうになりました。「事故か?」と不安が頭をよぎったのですが、アクシデントがあったわけではなく、電車はふつーに駅に停まって発車しました。暫くすると、電車の響きに混ざって何やら人の掛け声が運転席の方から聞こえてきました。「第一ナントカ進行!」「ナントカ閉そく・・・」といった調子。。それはベテラン運転士の慣れた声ではなく、必死に頑張っているような声でした。

その次の駅ではブレーキが早すぎた感じ…。

地下鉄なので、客室の灯りの反射を防ぐために運転席にはカーテンが下ろされていて中の様子を見ることはできませんが、きっと、新人の運転士さんなのでしょう。緊張感の中、大きな声で指さし確認をしながら電車を運転している光景が思い浮かびました。

姿は見えなかったけど、真剣に仕事に取り組む姿勢に「どんなことでも、いつまでも初心を忘れずにやらないといけないよなぁ~」と思いながら電車を降りました。

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暗闇の中で…

2011-05-27 23:08:08 | スポーツ

今日、金曜日の夜というのに何故か江戸川スポーツランドのスケートリンクサイドにおりました。

そこではシーズン中(ハイシーズンを除く)の日曜の夜にカーリングの練習をしていて、いつもならシーズン終わりの練習納めの日に撤収作業をしていたのですが、東日本大震災のあと昼間の営業は再開したものの節電対応で夜間の利用はできないままシーズンを終えることになったので、ストーンの撤収作業に行ったのです。

スケート場に近い人たち4人が入口に集合。営業を終わった薄暗いロビーを抜けて、リンクサイドに入ると中は真っ暗。。入口からもれる灯りと非常燈の光りに氷上の霧が薄白く照らし出されています。リンク上の霧は屋外の湿度が高いと起こりやすい現象ですが、暗闇の中で見るとなかなか幻想的でした。

16個のストーンを出すためだけに広いリンクを煌々と照らす水銀燈を点けるわけにもいかないのですが、そんなことを誰も予測していなかったので懐中電灯も持っておらず、携帯電話の画面の灯りを頼りにリンク脇の床下にある隠し倉庫のような場所からストーンを取り出しました。やがて、スポーツランドの女性職員が懐中電灯を持ってきて「運びましょうか?」と言ってくれましたが、「腰痛めるので、運ばないでください。」と丁寧にお断りして照らしてもらうだけにしました。ストーンは1個20kgもあるので、運び慣れていないと本当に腰を痛めてしまうのです。

みんなで運べば作業も早く、幻想的な暗闇の中の霧を見ながらの作業はあっという間に終了しました。明日は東大和で練習、頑張ってきます!

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いわき市が平仮名なのは…

2011-05-06 00:06:14 | ニュース

今、私が受講している朗読講座で課題になっている吉野せい著「洟を垂らした神」は開拓期の福島県いわき市小名浜が舞台となった作品です。

苦しい開墾地の生活の中でおもちゃも買い与えられなかった子どもたちは、親にねだることをせず、竹トンボもコマもヨーヨーも自分で作って遊んでいました。それらは売り物のおもちゃのように形こそ整っていないものの、バランスに狂いがなく作り出してしまう神のような子どもたちと表現されていました。

福島県いわき市は1966年に磐城市、平市など14市町村が合併してできた市だそうです。

平成の大合併でも合併後の市の名前でもめていた所が多くありましたが、いわき市の場合も平穏にというわけにはいかなかったようです。一見すると磐城市を平仮名に変えただけと思われるのですが、そうではないのです。語源は聖徳太子の十七条の憲法にある「和を以って貴しとなす」を漢文で書いた「以和貴」を“いわき”としたそうです。

何もないところからの開墾、合併の融和を導き出す知恵、これらを結集させて震災からの復興を成し遂げてくれると信じています。

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東京で旅行者気分…

2011-05-04 23:45:02 | まち歩き

みなさん、G..はどのように過ごされていますでしょうか?10連休の人(いいなぁ~)、カレンダー通りに休みの人、休日返上で働いている人(お疲れ様ですm(__)m)、いろいろいらっしゃるかと思いますが、私は29日が仕事だった以外はカレンダー通りの休み・・・。で、今日は「みどりの日」で休みなのですが、家で掃除しているだけでは勿体ないので、出掛けることに…。

そこで、被災地に行かなくても被災地を支援する方法を考えているうちに、思いついたことを実行にうつしました。

まず、東京駅で降りて向かったのが、福島県のアンテナショップ「福島八重洲観光交流館」です。

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コンビニよりひと回り小さい店舗の中には「福島が好き~♪」の曲がエンドレスで流れていました。売っているのは県産品のお菓子が中心、本格的な箱詰めのものではなく袋包装なので、こまごま買いやすい感じでした。ここでは「福島桃のプリン」をGetしました。

ここから、徒歩で東銀座の「いわて銀河プラザ」を目指したのですが、途中にもアンテナショップがいっぱいあるので、立ち寄りながら向かうことにしました。

修復中の「東京国際フォーラム」を見ながら進むと、高知県と沖縄県のショップが2件並んでいます。沖縄は遠方だけにお菓子、食材、民芸品・・・いろいろ扱っていました。ここでは「やんばるのお茶」を購入しました。

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有楽町マリオンの前で丁度12時を迎えたので、近くの長崎ちゃんぽんのお店で皿うどんの昼食を食べたのですが、有楽町のガードを越えたところにある鹿児島県のショップに行くと、地下のレストランに「生シラス丼始めました」の看板があって、「これも食べたかった~」とちいとばかり後悔・・・。

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ショップには九州新幹線が鹿児島まで開通したのは震災翌日の3月12日、さりげなくPRしてありました。

晴海通りを東銀座へ向かう途中には群馬県のショップが鎮座しておりました。ここにもお立ち寄り・・・。復興だるまが置いてありました。

やっと「いわて銀河プラザ」に到着すると、人・ひと・ヒト・・・めちゃ込みでした。

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人ごみにもまれながら「南部せんべい」と「ラスク」をGetしてきました。。

被災地支援のつもりが、アンテナショップ巡りに脱線してしまいましたが、少しは被災地のためになったと思いたいG..の一日でした。

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