震災から3週間目の4月2日と3日、東京カーリングクラブのスーパーリーグエキストラエンド第8回大会が開催されました。
震災で大変な思いをされている方々がいらっしゃる中で、開催の是非を競技運営で話し合って開催の結論が出されたのが一週間前でした。1シーズンお世話になった長野への感謝を込めて開く行事であること、長野県は中部電力のエリアで周波数が60ヘルツで東京電力エリアへの給電が限られること(勿論、無駄使いはダメですが)、カーリングホールも一部の冷蔵機を止めて節電していること、シーズンオフの軽井沢地区の宿泊施設の空洞を埋めるなど経済活動を効果が見込まれることなどの事情を考慮して開催されることになりました。
会場には義捐金箱、夜に開かれるレセプションでは震災で亡くなられた方々への黙祷にはじまり、チャリティーオークションといった被災者支援の色合いが濃い大会になりました。
そのオークションで私が競り落としたのは3月12・13日に開催されるはずだった幻の「東京都選手権」の優勝ストーン。いつか実力で手にできるように頑張ります!
そして、大会の方ですが、今回も混成チームでの参加でチーム名は「こだまでしょうか」何とまさかの優勝をしてしまいました。予選一戦目では大学生チームに終盤に追い上げられながらも逃げ切り、二戦目はスーパーリーグとミックスダブルススーパーリーグの優勝チームメンバーを擁するチームに最終エンドで同点に追いつかれたものの、得失点差が小さいチームを上位にする特別ルールで決勝1位トーナメントへ進出しました。準決勝はドラゴンズファンチームに劣勢になりながらも最後の最後に逆転、決勝戦は実績も練習量も万全のチーム相手にミスショットを連発しながらも要所で締めての勝利、「やればできる」ということを証明して被災地に勇気を与え・・・被災者が見てるわけではないですよね^_^; そして、優勝できたお礼に義捐金箱には気持ち多めに入れてきました。