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氷上のスポーツ、カーリングをやっています!カーリング以外のことも書くのでon-ice off-iceです!

軽井沢アイスパークオープニングイベント

2013-04-03 00:05:10 | スポーツ

30日にオープンしたての「軽井沢アイスパークオープニングイベント」に行ってきました。

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1月に撮影

 

当初は行く予定はなかったのですが、アトラクションの長野オリンピックゴールドメダリストのカーリングクリニックにダメ元で申し込んだところ、参加OKの返信を頂くという幸運に恵まれて行けることになりました。しかも、私は6年前のスイス旅行で偶然にもこのチームスイスのひとりに出会っている(今回はいらしていませんでしたが…)ので、それも含めて楽しみなイベントでした。

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いつもお世話になっているカーリングホール「スカップ軽井沢」の近くなので、アイスパークは建設段階からよく見ていたのですが、中に入るのは今日が初めてです。美術館を思わせるようなガラス張りの建物の入口を入り、まずは観客席へ向かいます。壁と天井に木材が使われている広々としたラウンジを通って観客席へ入ると、6シートのカーリングシートが整然と並んでいます。完成予想図も見ていましたが、それ以上に広く感じます。

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ちょうどメインのイベントといえる国内女子強豪チームによるレディースマッチが行われていました。今シーズンに対戦したチームも2チーム出場しているし、見知った選手も多いのですが、これほど大きな会場で見るとオリンピックの試合でも見ているような雰囲気でした。

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レディースマッチの1コマが終わると、いよいよカーリングクリニックの時間です。リンクへ続く通路へ入ろうとしたとき、脇からすっと入ってきた赤に白のユニホームの選手が二人。。背中にはSUISSEの文字、でもよく見るとスイスで会った人よりも小柄な感じで顔も印象とはちょっと違っていました。久し振りのメダリストとの再会(まだ、この時はスイスで会った当人だと思っていた)は呆気なく訪れたのでした。私を指導して下さるのはダニエルミューラーさんで、クリニックの説明が始まる前にスイスでの写真とその時のサインを見せると、向こうはびっくりした様子で、これいつ頃の?ツェルマットにはスキーしに行ったの?とか聞かれたので、「アー憶えていないんだ」と気落ちしながらも、とにかくメダリストにカーリングを教えてもらえる嬉しさの方が勝っていました。

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受講者は半分がジュニア(子供)でした。スキーのダウンヒルをイメージして、屈伸・ジャンプ・体のひねりを繰り返しての楽しいウオーミングアップに始まって、まずは初心者が最初に体験するブラシを水平に置いて氷の上を滑る練習。どうやら、これでみんなのレベルを確認していたようで、急にレベルアップしてストーンを持たずにブラシだけ持ってデリバリーの練習。短い距離で止まる。(これが結構難しいのです)行けるところまで滑る。そして、2チームに分かれてのショートゲーム。ハック(蹴り台)から手前のハウス(的になる円)にそっとストーンを滑らせて対戦するのですが、これをやりながらチーム全員で作戦を考えるのが目的なんです。私のチームは先攻、ラストストーンを持っていない(最後にストーンを投げるのは後攻である相手)ため、最後に相手に投げにくくするようにハウスの前寄りのセンターにストーンを集中させるのですが、もちろん、点を取りにいくことも考えなくてはなりません。これは面白いくらいに有利に進めることができて3点ゲットしました。

最後はハウスの中心に目がけてストーンをデリバリーするドローショット。中心のボタンに止まったらスイスチョコがもらえるということで、みんな全神経を集中して気合い入れていました。子供にはちょっと神の手が差し伸べられましたが、結局全員にスイスチョコがプレゼントされ、満足なカーリングクリニックでした。 

「軽井沢アイスパーク」が華やかにオープニングを迎えた一方、長野オリンピック前年にオープンした「スカップ軽井沢」はこの日が最終日です。夜はスカップ軽井沢のさようならパーティーが開催され、私はそれに特別にお願いして参加させていただけることになりました。レディースマッチ出場選手に同時開催されていた軽井沢カップ出場選手など総勢170人程が集まってとっても賑やかでした。先ほど講師をして頂いたスイスの方が私が現地で会った方と別人とわかったのはこのときでしたが、今回いろいろお話するきっかけにもなったので、これはこれでよかったと思っています。

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最後はリンクが開放されました。ミューラーさんに「アイスに降りましょう」と急かされてるように一緒に階下のリンクへ降りました。最後のカーリングを楽しむ人、氷に手形や足形を付ける人、自ら滑って人間カーリングをする人、サッカーをする人、スケートをする子供、大きな箱に入って氷の上を滑る人とそれを押す私・・・淋しさを吹き飛ばす何でもありの無礼講~!!「スカップ軽井沢」は最後まで私たちを楽しませてくれました。

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翌日は仕事があるので帰る時間が迫っていた私は最後にストーンを1投、最後の1投は中心のボタンを僅かに超えたものの4フット円に止めることができました。ミューラーさんに「これから東京に帰ります。」と挨拶して「スカップ軽井沢」をあとにしました。 

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 偶然が重なって、日本のカーリングの重要なターニングポイントに同席出来たことはラッキーでしたし、とっても内容のある1日でした♪

コメント (8)
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