日々是好日 とっつあんの雑記帳

とっつあんが徒然なるまま”ほっこりと暖かく誰もがうなずけるちょっとした幸せを感じる”話題を発信していきます。

中国の「古代の龍の火時計(Fire Clock)」

2009年06月12日 18時57分36秒 | 歳時記

今日の大阪は梅雨の晴れ間、陽は照っているのですが、湿気が多く、歩いていると、汗がタラタラ…。

今日の写真は、近江神宮で見た「龍の古代火時計」です。

この火時計は、約4000年前、中国にて、おもに夜間の時間を計るものとして用いられたもので、龍の背に等間隔に計14個の銅球が吊り下げられており、糸の下を燃え進む線香の火が糸を焼き切り、球が落下し、下に設けられたドラが鳴って時を告げるものです。
この時計は、1間隔がおよそ2時間を示すように作られています。
(説明板による)

火時計は水時計とならんでずいぶん古くから人々のあいだで使われていました。
火時計はゆっくり燃えるものを利用して燃える速さで時間を計るという道具です。
しかし、「燃えるもの」も一度燃えてしまえば使えませんし燃える速度は水などよりも一様ではなく、うまく調節できませんでした。
そのため火時計は水時計ほど発達しませんでした。

日本では、ろうそく時計や線香時計が使われていました。
お寺などでは時香盤と呼ばれる線香時計が使われていて灰の上に溝をつけてそこに香の粉を筋状に撒いてその香が燃える速度で時間を計っていました。
現在でも奈良の東大寺二月堂の「お水取り」という祭事に使われています。

中世のヨーロッパでは、ランプ時計やろうそく時計が使われていました。ランプ時計は油を入れるガラス容器に目盛りをつけて油の減る量を見て時間を計るもので19世紀になっても使用されていました。
中国では火縄を使った火時計もあったようです。それは火縄のほうが線香よりもゆっくり燃えるからで紐に等間隔に結び目をつけて目盛りにしていたようです。
株式会社ムラキHP 時計豆知識より

明日は「小さな親切の日」です。
1963(昭和38)年の東京大学の卒業式の告辞の中で、茅誠司(かやせいじ)総長が「小さな親切を勇気をもってやってほしい」と言ったことがきっかけとなって、その年の6月13日に茅氏を始めとする8名の提唱者が、「小さな親切」運動本部を発足させました。
「できる親切はみんなでしよう それが社会の習慣となるように」「人を信じ、人を愛し、人に尽くす」をスローガンに運動が進められています。
小さな親切の「小さな」とは、ものの大小ではなく「しよう」と思えば誰にでもできる親切のことを意味しています。

また「鉄人の日」です。
1987(昭和62)年、プロ野球広島東洋カープの衣笠祥雄選手が、アメリカ大リーグのルー・ゲーリック選手の持つ試合連続出場の記録を破る2131試合連続出場の世界記録を作りました。
足掛け18年6082日目の大記録は、まさに鉄人と呼ばれるにふさわしい強靭な肉体があってのものでした。最終的には2215試合連続出場の記録を残しました。
阪神の金本が2009年5月3日の巨人戦(甲子園)で、1500試合連続出場を達成しました。衣笠祥雄(広)に続いて史上2人目です。

さらに「FMの日」です。 
「F」がアルファベットの6番目、「M」が13番目であることから、FMの日とされています。
Frequency Modulationの略がFMで、電波周波数を信号波の振幅に応じて変化させる方式です。雑音の影響を受けにくい利点があります。

そして「天下分け目の天王山の日」です。
1582年、主君織田信長を明智光秀に殺された秀吉が、京都山崎の天王山で光秀軍を破り、天下取りの一歩を踏み出したことに由来します。
人生において大きな決断をするのにふさわしい日と言えるのかも知れません。

行事は岩手県滝沢村で「チャグチャグ馬コ」が行われます。
「蒼前様」を信仰とするお祭で、100頭ほどの馬が、岩手県滝沢村の蒼前神社から盛岡市の八幡宮まで15キロの道のりを行進するお祭です。
馬のあでやかな飾り付けとたくさんの鈴が特徴で、歩くたびにチャグチャグと鳴る鈴の音が名称の由来といわれています。
馬の飾りは、大名行列に使われた「小荷駄装束」に端を発するといわれ、色とりどりの装束に身を包んだ馬が行進する様子は圧巻です。
昭和53年には国の無形民俗文化財に選定。平成8年には、馬の鈴の音が環境省の「残したい“日本の音風景100選”」に認定されています。
岩手県岩手郡滝沢村役場 経済産業部商工観光課 TEL019-684-2111(代表)

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「火時計」とは (iina)
2009-06-13 08:39:51
日時計ならぬ「火時計」とは、初耳でした。
古代のひとたちは、いろんなことを試していたのですね。
iinaは、腹時計を自前でもっています。

ところで、干支に猫はいませんが、ネコ科の「虎」が仲間にくわわっていますよ。
12種に決まった経緯を聞いた気はしますが、記憶に残っていません。
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おはようございます~ (野いばら)
2009-06-13 08:49:41
また中国に行かれたのですね~
と思ってしまったのですけど・・・
私、寝ぼけています!!

こんなものが近江神宮にありましたか。
今、繰り返し記事を読み納得しました^^

目覚めが悪い野いばらです(笑)

衣笠祥雄選手は、何故か私の子どもが
小さいころからファンというか、憧れというか
なんだか一目置いていました。
鉄人にふさわしい人っていうことは、子どもから知りました。
鉄人の日があったのですね~
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Unknown (銭無のとっつあん)
2009-06-13 15:55:10
iinaさん

火時計には、ローソクや線香を用いたものがあります。
お寺で、読経のとき、線香を立てるのも、火時計です。

made in japanの国産腹時計が一番生活にあった時計かも知れません。
返信する
Unknown (銭無のとっつあん)
2009-06-13 15:58:35
野いばらさん

近江神宮には、時計博物館があり、色々見れるようです。
私は、見たことはないです…。

衣笠祥雄選手は偉大な記録を残したのですね。
金本選手と比べると、その偉大さがよくわかります。

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