星が冷たく輝く寒~い朝、晴れ 時々 くもり、西の風、最高気温10℃、洗濯指数は30、室内に干すか、乾燥機がお勧め 、との予報、陽射しもあり風の当たらないところは過ごしやすいのですが、冷たい風のため寒い一日となった大阪。
午前のウォーキングは、阿武山の里山 ハニワ工場公園から、中の池で渡り鳥観て、上の池公園で小鳥を観て、土室川から太田茶臼山古墳の陪冢(ばいちょう)を巡り、11500歩。
午後は、とっつあん特製のあんこ作って、チョッと遠くのスーパーまで買い物付き合って、17000歩超え。
今日の1枚の写真は、茨木市水尾の玉櫛小学校にある「玉櫛媛命と五十鈴媛命」の像です。
近くに延喜式内の古社であって、祭神は媛蹈鞴五十鈴媛命、溝咋玉櫛媛命を主神とし、相殿に三島溝咋耳命、天日方奇日方命、速盞鳴尊、天兒屋根命を祀っている溝咋神社(みぞくいじんじゃ)があり、玉櫛町、五十鈴町と名付けられた町名がある由緒地なのです。
日本書紀神武天皇記によると、「五十鈴媛命」は、わが国初代天皇である神武(じんむ)天皇の皇后になられた人と記されています。
また、「玉櫛媛命」は五十鈴媛命の母で、父は、この「三島溝咋耳命(みしまみぞくいみみのみこと)」で、広くこの地域を治めていた人です。
『古事記』『日本書紀』では、表記が異なりますが、平易に表すと「大和の三輪山に住む事代主神(または大物主神)が溝咋耳命の娘玉櫛媛を見初め、五十鈴媛を設けました。そして五十鈴媛は神武天皇の后となり、2代天皇綏靖天皇を生みました。」という神話です。
神武皇后が、三島の溝咋耳の娘を母と記すことで、天皇家と三島(茨木、高槻など)との結びつきは、早い時期から強いと表現されています。
三島から皇后を迎えた神武天皇は、別名をカムヤマトイワレビコの命というのですが、『古事記』では、神武天皇と同じように遠方から大和に入った継体天皇が、イワレ(磐余)に都しています。
神武天皇が皇后と結んだ三島との関わりを、継体天皇条が一層強めていると読み解くと、継体天皇陵(太田茶臼山古墳・今城塚古墳)が三島にある理由も理解できるように思われます。
溝咋神社に祭られた皇后を介して、神武天皇から継体天皇へと連なるミステリアスな三島との関わりが、認められるのでは…。
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
明日1月16日(丁酉 ひのととり 赤口)はこんな日です。
●「やぶ入り」
昔、商店に奉公している人や、嫁入りした娘が、休みをもらって親元に帰ることができた日。
この日と7月16日だけ実家に帰ることが許されていました。
もっとも現在では週休制が当たり前で、この言葉も死語になりつつあります。
語源は、藪深い里へ帰ることからとか、宿下りの意味があるとか、諸説あります。
●「念仏の口開け」
年が明けてはじめて、仏様を祀って念仏をする日。
正月の神様(年神様)が念仏が嫌いであるということから、12月16日の「念仏の口止め」からこの日までの正月の間は念仏は唱えないこととされています。
●「禁酒の日」
1920(大正9)年、アメリカで禁酒法が実施された日です。
清教徒(ピューリタン)の影響が強かったアメリカではアルコールに対する強い批判があり、20世紀初頭までに18の州で禁酒法が実施されていましたが、これが全国におよびました。
ところが、飲料用アルコールの製造・販売などが禁止されましたが、健康へ悪影響を及ぼす密造酒の横行や、アル・カポネをはじめとする密売にかかわるギャング出現の引き金にもなりました。
そのため、1933(昭和8)年2月に廃止されました。
●「囲炉裏の日」
1と16で「いい炉」と読む語呂合わせから、囲炉裏を囲んで暖かい会話を楽しもうと囲炉裏の愛好家らが制定しました。
●「初閻魔,閻魔賽日(えんまさいじつ),十王詣」
正月16日と7月16日を「閻魔賽日」とし、地獄の釜のふたが開いて、鬼も亡者も休む日とされています。そのため、寺院で十王図や地獄相変図を拝んだり、閻魔堂に参詣する人が多いです。
十王とは地獄にいて亡くなった人の罪を裁く10人の判官のことで、特に閻魔王のことを指します。
●「浄土真宗本願寺派親鸞聖人忌」
親鸞聖人の命日は旧暦11月28日です。本願寺では、これを太陽暦にあらためて1月16日とし、1月9日から16日まで御正忌報恩講を修します。
宗祖親鸞聖人の遺徳を偲ぶ、年間最大の恒例法要「御正忌報恩講」です。
法要は9日の逮夜法要(14時)から16日の日中法要(10時)まで7昼夜(8日間)28座がつとめられます。
また、10日から15日の日中法要は、大遠忌法要に向けて制定された「宗祖讃仰作法」がつとめられることになりました。
浄土真宗本願寺派(西本願寺) 京都市下京区堀川通花屋町下ル Tel(075)371-5181
●「京都上賀茂神社武射神事」
裏に「鬼」の絵が描いてある直径約1.8メートルの大きな的を神職が射て、悪鬼退散を願い、その年の息災を祈願する行事です。
大的式弓射引始め神事とも言われ、平安時代に始まった神事で、烏帽子に狩衣姿の神職達が御幣殿前で、40メートル離れた的を射るもので迫力満点です。
「武射」とは「歩射」から転じたもので、馬に乗らず矢を射るのでこの名がつけられています。これだけ広大な場所での弓の神事はあまりないので、ゆっくり見物できるのが魅力です。
賀茂別雷神社(上賀茂神社) 京都市北区上賀茂本山339 TEL075-781-0011
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