除夜の鐘は108回撞かれます。この「108」という数の由来は…。鐘を鳴らすことは中国の宋の時代に起こったものでその打ち方は『勅修清規』に「慢(よわく)十八声、緊(はやく)十八声、三緊三慢共一百八声」と記されています。 . . . 本文を読む
江戸時代末期、幕末動乱にゆれる京都。京都御所で働くひとりの料理方が旬の聖護院かぶらを使い一皿の浅漬けを考案しました。かぶらの白と壬生菜の緑が美しい漬物は優美な姿と淡味淡泊な味わいで宮中の人々にたいへん喜ばれたと伝わります。半兵衛麸は元禄二年(1689年)創業の京の麸屋です。創業以来、水と素材と技にこだわり、伝統の味を守り続けています。 . . . 本文を読む
「葉ボタン」は、もとはヨーロッパから渡来したキャベツから品種改良したものです。中央部の赤~白に色づいた葉や、ちりめん・丸葉などの葉芸を楽しみます。以前はイメージ的にやや古めかしい感じがするのと、株が大きいことから使いづらい印象もありましたが、矮性のミニハボタンの人気とともに持ち直しつつあります。休眠期の葉を楽しむので長期間変わらぬ姿を維持できる良さがあります。 . . . 本文を読む
境内に清水が湧出したそうです。明治22年(1889年)この清水はミュンヘンにて「ビール醸造に最適」と評価され、大阪麦酒(現在のアサヒビール)が当宮付近に進出しました。湧水は昭和30年代に枯渇しましたが、境内に残る「泉殿霊泉」はその遺構とされています。 . . . 本文を読む
これはあまり知られていないことですが、このお年玉くじ付きという発想は、官ではなく、民からでたもの。京都在住の全くの民間人、林正治氏(当時42歳)が、「年賀状が戦前のように復活すれば、お年玉はがきのポスターお互いの消息もわかり、うちひしがれた気分から立ち直るきっかけともなる」と考え、このアイデアを思いつきます。発売と同時に、この初めての年賀(専用)はがきは大きな話題を呼び、大ヒットします。 . . . 本文を読む
シュトーレンはドイツの典型的なクリスマスのお菓子です。粉糖に包まれた細長い形がイエス・キリストのおくるみに似ていると言われています。12月のはじめに焼いたシュトーレンをクリスマス前ごろから、おやつに一切れずつ食べてクリスマスを楽しみにしているそうです。 . . . 本文を読む
クリスマスは、イエス・キリストの誕生をお祝いする日として有名です。欧米では一年で最も大きいイベントクリスマスをお祝いします。クリスマス(Christmas)の語源はChrist(キリスト)とmass(ミサ)を合わせた言葉と言われています。 . . . 本文を読む
クリスマスになれば、あちこちで見かけるクリスマスツリー。その由来は8世紀のドイツにさかのぼると言われています。当時のドイツには、ドルイド教団員(キリスト教に改宗する以前の古代ケルト族の僧・妖術師・詩人・裁判官など)と呼ばれる人たちがいました。彼らはオーク(木)を崇拝し、幼児犠牲を捧げていました。 . . . 本文を読む