日々是好日 とっつあんの雑記帳

とっつあんが徒然なるまま”ほっこりと暖かく誰もがうなずけるちょっとした幸せを感じる”話題を発信していきます。

花を求めて京都へ! 「藤森神社の紫陽花」

2009年06月13日 15時37分28秒 | 歳時記

花を求めて京都に行ってきました。
紫陽花の藤森神社(ふじもりじんじゃ)、桔梗の東福寺天得院(とうふくじてんとくいん)、おなじく桔梗の智積院(ちしゃくいん)です。
今日は京都市伏見区深草にある、藤森神社の紫陽花苑を紹介します。

藤森神社は、今から約1800年前に、神功皇后によって創建された皇室ともゆかりの深い古社です。
また「菖蒲の節句発祥の神社」としても知られ、今日では勝運と馬の神様として、競馬関係者(馬主・騎手等)、また、競馬ファンの参拝者でにぎわっています。

藤森神社は、紫陽花の宮としても知られ、毎年この時期、多くの人々が参拝しています。
境内に二ヵ所の紫陽花苑があり、延べ1500坪の苑内には3500株の紫陽花が咲き誇っています。
今は、見ごろとなり、これからも、次々と咲いて行くのでしょう。

神事の紫陽花祭は6月15日(月) 午前10時から行われます。献花・献茶・神楽奉納があります。
その他にも14日、20日21日には、琴や舞楽、蹴鞠等の奉納があります。

紫陽花は、雪の下(ゆきのした)科で、開花時期は、ちょうど梅雨時期と重なり、日当たりが苦手だそうです。
原種は額紫陽花です。
名前は「あづさい」が変化したものらしいです。
「あづ」は「あつ」(集)、「さい」は「さあい」(真藍)で、青い花が集まって咲くさまを表したとか…。
「集真藍」「味狭藍」「安治佐為」いろいろあります。

花の色が白から青紫色、紅紫色と変わるので、俗に「七変化」とも言われます。
もともと花の色は、紫、ピンク、青、白などいろいろありますが、土が酸性かアルカリ性かによっても変わるみたいです。
具体的には、酸性土壌では青色が強く、アルカリ性土壌では赤色が強くなるらしいです。
しかし、花の色は、土によるのではなく遺伝的に決まっている、という説もあるそうです。

花言葉は「移り気、冷淡、いばり屋、無情、辛抱強い愛情、元気な女性」です。
額紫陽花(がくあじさい)は、「謙虚」です。             

明日は「映倫発足の日」です。 
1949年(昭和24年)のこの日、映画倫理規定管理委員会(映倫)が発足したことから生まれた日です。
ところが、新しくできたこの機関は、業界内に設けられたものであり、また管理委員は業界内の映画関係者だけから選ばれていたこともあって、1956年12月、新たに「映倫管理委員会」を発足させました。ここに、映画界以外の第三者によって運営される自主規制機関としての映倫が誕生したわけです。
日本における映画館での上映は、全国興行生活衛生同業組合連合会(全興連)との申し合わせにより、映倫の審査を終了した作品でなければ上映しないことになっています。

また「手羽先記念日」です。
手羽先の唐揚げが名古屋名物といわれるほどまでに、全国にその名を知らしめた「世界の山ちゃん」を展開する株式会社エスワイフードが手羽先に感謝する日として制定しました。
日付は「世界の山ちゃん」の創業記念日である1981年6月14日からです。

さらにアメリカでは、「星条旗制定記念日(フラッグデー)」です。
1777年のこの日、アメリカ合衆国議会が独立宣言時の13州を赤白のストライプで象徴した「星条旗」を正式にアメリカ合衆国の国旗と定めました。
アメリカが独立宣言を行った頃の旗にはイギリスの国旗が入っていました。
しかし、独立戦争で戦った相手の国の国旗が旗に入っていては国民の士気に影響するということで、ワシントンらがフィラデルフィアの旗作り職人ベッツイ・ロスに依頼し、星条旗を完成させました。
第28代大統領ウィルソンがこの日を国民の祝日としました。
また、1914(大正3)年にオリンピック大会旗が制定されたのもこの日でした。

6月第2日曜日は「花の日」です。
「花の日」は、1856年6月、アメリカのマサチューセッツ州の教会でチャールズ・レオナルド牧師が、少年少女を信仰に導く為のこどもの日礼拝が行われ、一年中で最も花の豊富なこの季節に、神の恵みの顕れとして最も鮮明な印象を子供たちに与える美しい花を通して、神を讃美し、神に感謝することを教える為に教会に花を飾ります。
この精神は次第に広がり、いつの頃からか、子どもを花にたとえてこの日を「花の日」と呼ぶようになりました。
人々は花を持ち寄り、礼拝堂を飾り、その花を日頃お世話になっている人や病気の人のところに届けるようになったとのことです。

行事は大阪の住吉大社で「御田植神事」があります。
毎年6月14日、境内の田圃に早苗を植えるときに行う祭りです。
御田植神事と呼びますが、一般には「御田(おんだ)」と呼ばれ、まことにめでたく愉しい、またこよない懐かしさをもって、庶人に親しまれている行事です。
社伝によると、神功皇后が長門国から植女を召して、御供田を植えつけられたことに始まるといわれています。
田舞、神田代舞(みとしろまい)、風流武者行事、棒打ち合戦、田植え踊、住吉踊が植え付けをしている間に奉納されます。
このお田植神事はもちろん観光対象として行うものではありません。
豊かな稔を祈るお祭です。豊作を祈るのは、ただ、収穫を乞い願うのではなく、神々の恵みによって得る稲魂をいただく「新嘗(にいなめ)」が立派に行えることを祈っての祭です。(西本 泰『住吉大社』学生社参照)

にほんブログ村 その他生活ブログ 季節・四季へ「にほんブログ村」ランキング参加中です。
    私のブログに興味を持たれた方、「ポチッ」とクリック、応援お願いします。



最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Sera)
2009-06-13 19:35:57
とっつあんさん、藤森神社の紫陽花きれいですね~
私も行きたいです!明日行けたら・・・Zzz・・(ーー*)。。oO(夢)
桔梗は去年、ろ山寺へ6月下旬に見に行きましたが7月4・5日が見頃とのことでした。
お言葉に甘えてトラックバックしましたが上手くできたでしょうか?!
返信する
Unknown (銭無のとっつあん)
2009-06-13 21:35:12
Seraさん

蘆山寺の桔梗も以前見ました。
東福寺天得院も桔梗の規模的には同じような感じです。
天得院は杉苔の緑の絨毯が美しかったです。

智積院の桔梗は、花が咲き誇れば見事だと思います。
境内のいたる所にあります。
紫陽花も、数年すれば立派な名所になるかもしれません。
お奨めの花の寺になって行くことでしょう。
返信する
こんにちは! (野いばら)
2009-06-14 12:41:42
入梅すると、いいお天気になりますね^^

紫陽花の花。。。
友達にプレゼントしたことがありました。
そのときに、
紫陽花って花言葉は良くないよ!
移り気とか、浮気性とか・・・

それを聞いてから
紫陽花の花を、好きと言えなくなりました。

プレゼントの花も、
持って帰ろうかな~なんて^^
でも、綺麗なものは
やっぱりきれいですよね~♪♪
返信する
Unknown (銭無のとっつあん)
2009-06-14 21:26:02
野いばらさん

紫陽花の花ことばは「元気な女性」と言うのもあります。
額紫陽花は、「謙虚」です。

決して悪いイメージだけではありません。

でも、紫陽花は、花瓶に生けるより地にある方が、映えると思います。
返信する
動物的勘 (iina)
2009-06-15 10:10:30
伏見神社から歩いて東福寺に行ったことがあります。
山門と庭が見事でした。また、便所跡が重文なのには驚きました。
藤森神社を見過ごしており、惜しいことをしました。

動物的勘の鋭い猿は、ロディオ如きで振り落とされることはないと、この猿がエンエンとインタビューで答えていましたよ。
返信する