日々是好日 とっつあんの雑記帳

とっつあんが徒然なるまま”ほっこりと暖かく誰もがうなずけるちょっとした幸せを感じる”話題を発信していきます。

文化の秋(^^♪日本で発見されたワニ類の化石第1号「マチカネワニ(待兼鰐)」

2016年11月12日 15時31分16秒 | 歳時記
少しヒンヤリだけど爽やかな晩秋の朝、晴れ のち 曇り、最高気温20℃(+2)、洗濯指数は80Tシャツなら3時間で乾きそう、との予報、雲一つない秋晴れの暖かい一日となった大阪。

午前は、毎日新聞高槻ブロック主催第8回わが町歴史再発見~ウォーキング「高槻西部古代歴史ロマンめぐり」3回目の動く道標・喋る道標(ガイド)でJR摂津富田駅を出発、世界一の紅葉をながめ、筑紫津神社や島上郡衙跡、今城塚古墳へ歴史史籍を巡ってきました。

今日から今城塚古代歴史館のロビーに、先日発見された今城塚古墳の被葬者の石棺の石材(110x66x25cm250kg)と思われる阿蘇のピンク石が展示されていました。
11日に一斉に新聞報道されたのですが、まだ、気に留められる人も少ないようですが、徐々にその史料的価値が認識されていくことでしょう。

今日の1枚の写真は、昭和39年(1964)に大阪府豊中市待兼山町で発見された大阪大学総合学術博物館の壁の「マチカネワニ」の化石のレプリカです。 

発見されたマチカネワニの実物化石は大阪大学総合学術博物館で見学することができます。

およそ45万年前に日本に生息していたと推定される「マチカネワニ」。
昭和39年(1964年)に大阪大学豊中キャンパス(待兼山町)の工事現場に化石採取に来ていた人が、骨片の化石を見つけ大阪市立自然史博物館(大阪市東住吉区)に持ち込み鑑定を依頼しました。
その後の発掘調査の結果、全長7メートルほどのワニの化石であることが判明し、発見現場の地名からマチカネワニと名付けられました。

頭骨の長さが1メートルを優に越え、ワニ類の中でも大型(体長6.9から7.7メートル、(推定)体重1.3トン)です。
これほど巨大なワニの化石がほぼ完全な形で見つかったのは全国でも例がなく、ワニの生態を明らかにするうえで、とても貴重な資料となっています。

この化石は、日本で発見されたワニ類の化石第1号であり、最も完全に近い骨格であることが評価され、平成26年(2014年)6月に国の審議会から登録記念物とする答申が出され、10月に国の登録記念物に登録されました。

豊中市のキャラクター「マチカネくん」は、マチカネワニをモデルとして、昭和61年(1986年)に市制施行50周年のシンボルキャラクターとして誕生しました。

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明日11月13日(己亥 つちのとい 大安)
●「うるしの日」
 平安時代の、文徳(もんとく)天皇の第一皇子惟喬(これたか)親王が京都・嵐山の法輪寺に参詣し、虚空蔵菩薩からうるしの製法、漆器の製造法を伝授されたのがこの日であるとされていることから、1985(昭和60)年に日本漆工協会が制定しました。
 この日は、以前から漆関係者の祭日でした。日本の伝統文化であるうるしの美しさを今一度見直して日本の心を呼び戻すことを目的にしています。

●「空也忌」
 平安中期の僧で踊念仏の開祖、空也上人の忌日です。
 空也上人は天禄3年(972)9月11日に没しましたが、晩年に修行のため東国へ出立した際の遺言により、出寺の日とされる11月13日(陰暦)を開山忌とし、のち第2日曜に行われるようになりました。
 毎年11月の第2日曜日に、空也上人を偲んで京都市中京区の空也堂(紫雲山光勝寺極楽院)で、開山忌(空也忌)の法要が営まれます。
 王服(おうぶく)茶の献茶式の後、空也僧による歓喜踊躍(かんぎゆやく)念仏と重要無形民俗文化財の六斎(ろくさい)念仏焼香式が奉修されます。

●「茨城県民の日」
 1871(明治4)年11月13日、廃藩置県によって茨城県が誕生したことに因んで、茨城県が明治100年にあたる1968年(昭和43年)に制定されました。
 郷土の歴史を知り、より豊かな暮しと県の発展を願い、茨城の現在・過去・未来を見詰め直す日です。

●「いいひざの日」
 寒さが増してひざが痛み出す時期に、コンドロイチンZS錠などの関節痛の薬を開発するゼリア新薬工業株式会社が、ひざ関節痛の治療や予防を広く呼びかけるために制定した日です。
 日付の理由には覚えやすいように11と13で「いいひざ」と読む語呂合わせも含まれているそうです。


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