エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

もう一度、かつての感動を読む

2019-11-12 | エッセイ

 

                    

寝床で眠くなるまで読書する。いつかそれが習慣になってから久しい。

最近は、以前にこころ動かされた本を再読すること多い。

”読書百編義自ら見る”というが、難解文の理解のためではなく、かつての豊かなこころを取り戻したいからだ。

本棚から、懐かしい本を適宜選ぶことも一つの楽しみでもある。

でも、読み始めても秋の夜長の読書とはならず、歳のせいかすぐに眠くなる。

そして、早く寝る分早起きとなり、トイレに起きると届いたばかりの新聞を拡げている。

世の中の動きを眺めた後、夜の続きの読書となるのが常だ。

近ごろは、本を離しても小さい字は見えにくく不自由を感じているが、今はやりの拡大メガネがありがたい。

ほとんどうろ覚えの記憶の中にも、再読により新しい豊かな発見を楽しんでいる。


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