「もりの案内人」の会、多忙で、思うように活動へ協力できないでいたが、久々に地元の中学校の自然観察会へ。
朝方、髙田方面の山は暗い雲に覆われ、小雨模様だったが、じきに陽も射し絶好の自然観察日和となった。
生徒が到着するまでの約1時間、ひっそり佇む蓋沼周囲を巡るコースの下見をした。
木の葉が色づき初め、小生には清々しい初めての山道だった。自分なりに観察・解説の構想を練りながらの森林浴だった。
生徒100名の大所帯、各班8人編成で森を歩いた。
話題とした虫(アキアカネ、ナツアカネ、メスグロヒョウモン、ミドリヒョウモン、ウラギンヒョウモン、イチモンジセセリ、クロヒカゲ、コミスジ、カメムシ類幼虫、
セスジツユムシ、バッタ類、コウロギ類、ニイニイゼミ・ミンミンゼミ抜け殻など)
セスジツユムシ
松の木にミドリヒョウモン
植物(ワレモコウ、ノコンギク、カラマツソウ、ツリバナ、ツリガネニンジン、ツノハシバミ、ツルリンドウ、ヤマボウシ、ヤブツルアズキ、ガマズミ、ホトトギス、
ミヤコグサ、ヒキオコシなど)
ヤマユリ種鞘20個
エゾゴマナの花にヒョウモン類
ツノハシバミ
ヤブツルアズキ
クマのはがしたホウノキの樹皮 樹液をなめるらしい
前途ある若者たちはおとなしくきちんとしていた。生徒はニホントカゲ、ダルマガエルを捕まえ、楽しく興味深く観察していた。
生徒には、名前も大切だが、沢山の虫や植物はそれぞれがばらばらでなく、つながっていること(食物連鎖、森林生態系、生物多様性)などについて触れ、
これからも沢山の自然に触れて関心を持って欲しい、そして自然を守ることが大切なことを理解して欲しと話した。
ときどき陽が射す快適な約1時間30分の自然観察会、生徒は、講師の個性的な解説を聞きながら、それぞれに自然への関心を深めたに違いない。(2017.9.14)
益々快調な俳句、鑑賞させていただいてます。
少々体調壊してスマートになりました。これ以上は痩せられません。山歩きも3回を2回にして身近な自然を眺めています。秋がいよいよ深まる気配です.お互いに身体に気をつけましょう。