信州東御市の堀修さんが写真集を出版された。
この度、筆者からその素晴らしい大作をご恵送いただき恐縮している。
題名は「堀修写真集 塩田平のトンボたち」副題に「ため池のトンボに見せられて」とある。
マダラヤンマ(クローズUP撮影日記より)
レッドリストで準絶滅危惧種に指定されるマダラヤンマを中心に,塩田地区で見られるトンボが鮮明な写真で紹介されている。
(以後、少し個人情報になるが・・・ 堀さん、事後承諾をお願いします。)
昭和55年のこと、小生は信大のS先生の元へ内地留学をさせていただいた(*)。
その後何年もしてS教授をおたずねした折、先生から堀さん撮影の【オオルリシジミの写真】をいただいたことがきっかけだった。10年ほど前だったか。
氏はS研究室のご出身で、小生とは専攻が違うが少し後輩、そこからのお付き合いだ。
その後はブログやメールでのお付き合いをいただいているが、まだお会いしたことはない。
氏は、地域のチョウやトンボ、自然環境の保全活動に取り組んでおられる。
ブログ:クローズUP撮影日記 http://ochanblog.blog67.fc2.com/
小生も,地元での希少昆虫の保護活動に取り組んでおり、日頃から堀さんと同じ思いでいる。
今回の写真集に刺激を受けている。
今後いろいろご指導賜りたいと思いつつ、ご本人に承諾も得ずにブログを書かせていただいた。
堀さんお許しください。
(*)当時の25ページに及ぶ報告書を読み返した。
懐かしい、あの頃がよみがえった。万感胸に迫る思いだ。
会社にいた時も、無公害洗剤の開発にかかわる、環境問題だったな~。
研究テーマ ( 産業教育内地留学 研修報告書より)
1 環境科学について ⅰ界面活性剤の生分解性について ⅱ野外調査・観察
2 化学工学科教材としての粉石けんプラントの考察 ⅰプラントのプロセス設計 ⅱ反応基礎実験
ご冥福をお祈り申し上げます。
私の出身大学の4歳年上の先輩でした。
S先生の御縁で12年前にオオルリシジミの写真からお知り合いになり、一度は実際にお会いして懇親を深めたいと思っておりましたが、叶わぬこととなりました。まことに残念です。
生前、このトンボ写真集を見ていただけたことがせめてもの救いです。
どうか安らかにお休みください。
享年76歳にて生涯を閉じられました
先生は自然を大切に心豊かに人生を全うされたのです 生前のご厚情誠にありがとうございました。
昨年の秋に上田市・東御市の写真仲間の展覧会にお伺いしたのが思い出されます。
下記記事で、TV報道の記者に対応されていたのが堀さんです。
私は探索に出かけたものの、ある事情が発生してマダラヤンマとそれっきり縁が無くなったので、未見のトンボです。
秋の写真展
https://yamazakiiii281.exblog.jp/28939284/
東御市民となって10年の節目で保護観察を続けていた塩田のマダラヤンマやオオトラフトンボ、アオヤンマ等をまとめてみました。
チョウトンボの羽化では、透明だった翅󠄂が1時間ほどで色が出てくるのを見た時はビックリでした。真夜中なのに色が出るとは思いませんでした。
御高覧いただきご意見等をお聞かせ下さい。