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エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

大雪を耐えたヒメシロチョウの蛹

2018-03-06 | Weblog

 

秋に、厳寒を前にやっと蛹化したヒメシロチョウ、積雪前にプランターを板で囲った。

  「ヒメシロチョウ蛹化 2017-10-23 」
    https://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/9ecd90f6e1e924b453861e476478c422

 

今年は雪が多く、しかも低温続きで雪も消えず6~70cmに埋もっていた。

  

野外の蛹はかなりの積雪に大丈夫だろうか。

そんな心配をするが、自然界ではたくましく生き延びてきたのだ。

春らしい陽に、雪解けが進んだ。 今朝、蛹の囲いをのけた。

  蛹はすべて褐色に

                     ↑ プランター

チョウもトンボも、厳しい冬を越えた。

ヒメシロチョウが益々愛おしく思われた。

環境省のレッドリストで全国的には既に雑滅危惧Ⅰ類に分類されていたが、

昨年改訂された「ふくしまレッドリスト」でも、これまで準絶滅に分類されていたヒメシロチョウが絶滅危惧第Ⅱ類へと危険が増した。

小生の観察でも、局所的には大丈夫だろうが、以前に比べかなり減っている。

会津若松でも生息は一個所だけだ。

春に、いつも授業をしているヒメシロチョウ生息地の小学校で、ヒメシロチョウの羽化を観察させてやりたいと思っている。