エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

野沢菜を漬ける

2017-11-18 | 日々の生活

「今年も、なつかしい地元「市民タイムス」に包まれた野沢菜が届いた。

小春日和に、早速、妻は半日がかりで野沢菜を漬け終わった。」

      ・・・・・・・ これは昨年の今頃の拙ブログ。

野沢菜漬けは、毎年、我が家の冬の風物詩となっている。

信州からの宅急便、もう所帯を持って46年、毎年毎年変わることなくとどいた野沢菜。

「今年は送らなくてもいいよ」と、ばあちゃんは、春に義兄を亡くし足の弱った姉に告げていた。

有り難かった。うれしい。

寒かったが、早速、薄日のもと野沢菜を丁寧に洗い、長漬けにした。

春まで食卓に欠かせないお漬け物だ。味わって戴こう。

  

「姉さん有り難う。」 仲良しの大好きな姉に電話するばーちゃんの声を聞きながら、

もういない、じいちゃん、ばーちゃんの顔が浮かんできた。