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エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

絶滅が心配なトンボ、何とか会えたが・・・

2016-10-08 | 日々の生活

 

 庭に珍客が来た。あれほど珍しかった彼女を度々見かけるようになった。

 我が家へも3度目の訪問だ。しかも♂、♀が。

カメラを取りに行き、脚立を上った。もう5,6年間に明科から移植したバタフライブッシュの花。

よくチョウが来る。ツマグロヒョウモンは落ち着いてゆっくり蜜を吸っいた。

   

シオンも信州からの移植 

 しばらく天気が悪い予報だ。今日は秋晴れ、体調を押してトンボ探しに出かけた。

 絶滅が心配されているトンボ、8月から約2ヶ月に渡り通い続けたが、これまでに見かけていた地域でも、なかなか会えなくなった。

今シーズンは、マダラナニワトンボは2回(3頭)、コバネアオイトトンボは1回1頭に出会えただけだ。数年前の様子と比べると明らかに減っている。

トンボ池は、ここ数年で明らかに水辺環境が悪化した。次々に絶滅が心配なトンボのが姿を消している。

悪化している池の植生を考えて欲しいと役場へ要望しているが、なかなか実現できないでいる。

カヤが繁茂し、開放水面も1割に満たない状況だ。

今の時期はオオアオイトトンボが群れをなして産卵していたが、今年はほとんど見かけない。

チョウトンボも姿を消して4年になる。

この貴重なピオトープネットワークを大事にしたいと思う。池を元に戻せば、必ずトンボは帰ってくる。

ミヤマアカネ♂  ナツアカネ♀

 アキアカネ♀  アキアカネ♂

  キトンボ

 帰りに、長原の畑で、今年初めてのウラナミシジミを撮った。冬越しは無理だろうが、どうも若松で産まれたものだろう。。

インゲンの花に止まるが、せわしない。なかなか撮らせてくれなかった。

また、こんなところでもウラギンシジミが、止まった草むらに手をやると、空高く舞い上がっていった。

南国のチョウが分布を拡げている。

    キタテハ モンシロチョウ♀

 ウラナミシジミ♂

オオウラギンスジヒョウモン   ミドリヒョウモン

 

  ヒメアカタテハ ウラギンシジミ♂